13.濃紺の瞳 ページ14
その日の夜。
私は窓から月を見上げながら、夜襲の準備をする父と兄に思いを馳せる。
オスマンさんたち、大丈夫…な訳無いよね。
はぁ、と小さく溜息を吐く。
メイド「A様。」
「メイド…さん。」
その時、部屋の中にメイドさんが入ってきた。
メイド「wrwrd国の事を助けたいのですか？」
「え…？えぇ…まぁ…。」
メイド「ならば、今から言う事を誰にも言わないでくださいね？」
メイドさんは妖しく微笑む。
そして、その口が開いた。
メイド「A様には悪いのですが、私はwrwrd国のスパイで御座います。」
「すっ！？」
メイド「ええ。実はwrwrd国の方々はもう戦争の事を知っています…が、夜襲とは知りません。…A様。wrwrd国に行って、伝えて来て下さい。」
「え…でも…！」
メイド「お父上様方には上手くやっておきますから。…お願いします。」
メイドさんの濃紺の瞳が私を見つめる。
それに思わず頷いた。
メイド「行ってください。…よろしくお願いします。」
「うん。」
私はバルコニーに出ると、そこまで伸びている木の枝を伝って城壁に登る。
…それから、城壁を飛び降りて、外に居た馬に乗った。
wrwrd国の方向はもう覚えてる。
夜風に髪を靡かせて、私は馬を走らせた。
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セネリオ - 最っ高でした…！マンちゃんのかっこよさと可愛さが…最高でした…！ (2022年12月29日 11時) (
レス) @page21 id: bb7bb5003e (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - カンナさん» ふふふ、可愛らしくもイケメンさんなキャラの彼を書けてよかったです…！ くっそイケメンなんすよ… (2020年9月24日 13時) (レス) id: 138836bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - ごめんなさい誤字ってます。正しくは「可愛いキャラだと思っていました」です (2020年9月24日 6時) (レス) id: 37b1abc4a3 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - コメントするの忘れてたぁぁ！オスマンさんって可愛いキャラ座と思ってましたけどクッソイケメンじゃないっすか… (2020年9月24日 6時) (レス) id: 37b1abc4a3 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 全然大丈夫です！コメント返して頂きありがとうございます！ (2020年3月1日 21時) (レス) id: 501c373c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネル
| 作成日時：2020年2月27日 23時
