12.いつでも貴方様の味方ですよ ページ13
「いえ、何でもありませんよ。」
osmn「えー？本当めうー？」
「はい。ただの世間話的な事です。」
オスマンさんは、それを聞いて少し首を傾げながらも、それ以上は追及してこなかった。
その事に安堵しながら、また紅茶を啜る。
メイド「オスマン様！」
osmn「？どうしためう？」
メイド「あの…お連れの方の…メイドの方が…。」
「え…？」
オスマンさんの目が少し開いた。
osmn「A…さ…。」
「…オスマンさん。今日もありがとうございました。…私…帰りますね。」
オスマンさんに頭を下げて、私はwrwrd国のメイドさんについていく。
外の門の外に、メイドさんが青い顔で迎えにきていた。
「ごめんね。…何かあった？」
メイド「えっと…あの…。」
馬車の中で…と指差す彼女に、微笑んで馬車に乗り込む。
「で…何？」
メイド「お父上様から…予定が変わった。今日の夜から夜襲を掛けると。」
「や…しゅ…。」
私の顔も青くなってる事だろう。
カタカタと小刻みに揺れながら進む馬車が酷く気持ち悪く感じる。
「それは…。」
あぁ、兄と父の事だから。私に言う前には準備を終わらせていたのだろう。
…あの人たちは私に優しくしてくれる人を徹底的に潰すから。
いつのまにか、はらはらと零れ落ちていた涙をメイドさんが拭ってくれた。
メイド「…A様…私たちはいつでも貴方様の味方ですよ。」
「あり…がと…ッ…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セネリオ - 最っ高でした…！マンちゃんのかっこよさと可愛さが…最高でした…！ (2022年12月29日 11時) (
レス) @page21 id: bb7bb5003e (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - カンナさん» ふふふ、可愛らしくもイケメンさんなキャラの彼を書けてよかったです…！ くっそイケメンなんすよ… (2020年9月24日 13時) (レス) id: 138836bbb2 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - ごめんなさい誤字ってます。正しくは「可愛いキャラだと思っていました」です (2020年9月24日 6時) (レス) id: 37b1abc4a3 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ - コメントするの忘れてたぁぁ！オスマンさんって可愛いキャラ座と思ってましたけどクッソイケメンじゃないっすか… (2020年9月24日 6時) (レス) id: 37b1abc4a3 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 全然大丈夫です！コメント返して頂きありがとうございます！ (2020年3月1日 21時) (レス) id: 501c373c05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ネル
| 作成日時：2020年2月27日 23時
