第十七話 ページ19
「…A」
シンがAの名前を呼ぶ
『シン…今までどこに行ってたの！？』
Aは湖の真ん中に立つシンに語りかける
「…少しね」
『シンに聞きたいことが沢山あったのに…』
「ごめんね」
シンがそう言うとAも黙ってしまう
湖の上を通る夜の風だけが木々を揺らしている
『シンは私に何を伝えようとしたの？』
「…」
『ねぇ…シンは何を知っているの』
「僕は……Aを救いたい。」
『私を…？』
「A。前にも言ったよね。本当に後悔したら僕を頼って」
『シン…わかってるよ』
Aはシンに向かって頷く
そしてAが顔をあげると
『…？なにこの匂い？』
何か焦げたような匂いがする
Aがキョロキョロと辺りを見渡す
『村の方が燃えてるの？』
村の方が赤くなっていた
『…(人1)！アンナ！ナイン！』
Aは村の方へ走り出そうとする
「まって、A！」
走り出そうと後ろを向いたAをシンが呼び止めた
『なに？シン！』
「行っちゃだめだよ…」
『なんで！？皆が危ないんだよ』
「A、僕と一緒に来てよ。
村には戻っちゃだめなんだよ」
シンは心なしか泣きそうな顔をしている
『なんで…なんでそんなことを言うの？』
「村に戻ったらAは…」
2人の間を風がとうり抜けた
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結城 - 最新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2014年12月7日 22時) (
レス) id: bb139d9ad3 (このIDを非表示/違反報告)
もふたん@冷夏(プロフ) - 桐谷快斗さん» ありがとうごさいます！ (2014年11月13日 18時) (レス) id: 0a86530bf9 (このIDを非表示/違反報告)
桐谷快斗(プロフ) - もふたん@冷夏さん» 凄く面白かったです！これからも楽しみです！ (2014年11月13日 13時) (レス) id: 5348c0eed1 (このIDを非表示/違反報告)
もふたん@冷夏(プロフ) - 桐谷快斗さん» ありがとございます！がんばります！ (2014年11月10日 17時) (レス) id: 0a86530bf9 (このIDを非表示/違反報告)
桐谷快斗(プロフ) - そうですか！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2014年11月10日 17時) (レス) id: 5348c0eed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふたん | 作成日時：2014年9月18日 20時
