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続きの続き ページ10

 
 「ドラマチックな人の青春ストーリーって売れるじゃないですか
 負けの散り際にすら値が付くのも嫌になりました」
 先生はどう思ってますか
 それすらこたえてくれないんですか
 
 
 ハイキュー!!がバリバリの青春スポーツ漫画なので。
 負けた一方には必ず勝った人達がいます。
 勝った側には必ず大きな拍手が送られます。
 そして、負けた側にも、勝った側とはまた意味の違った拍手が送られます。
 そのことをあらわしてます。
 
 ここでいう『先生』は学校の先生とかではありません。
 それらのことに対して、どう思っているのか。
 負けた側ではそれすらも……といった感じです。
 
 
 
 「先生、排球相談です。
 この先どうなら勝てますか。
 涙が人を強くするなんて全部詭弁でした。
 あぁ、この先どうでもいいわけなくて
 幻想だけがちらついて
 春が遠くて。
 これでも本当にいいんですか。
 この選択(セレクト)でいいんですか。
 そんなの君にしかわからないよなんて言われますか。
 ただ、青葉の風に目を瞑って、
 いつまでも夢を()ていたい。
 明日を生きたいと思うのは駄目ですか。
 コートを支配したいのは我儘ですか。」
 
 バレー人生を送ってきていて、この先勝ちたいということから。
 負ける度に涙を流すけれど、その悔しさは次に行くバネにはなるけど、
 何もしなければ、何も変わらない。
 この先、バレーをしていきたい。
 その覚悟がしっかりあるか。
 『幻想』というのは、勝って全国へ行くという夢。
 春が遠いのは、全国出場を果たして先へと進む烏野と、決勝にも行けず、そのまま敗退してしまった青葉城西のことで、そこ(宮城)からしか応援できないということ。
 
 将来、及川さんはアルゼンチン代表選手として日本と対峙します。
 アルゼンチンに行ってまでバレーをするということには、私は少なからず少しの迷いがあったのかなと思っています。
 だから、“誰か”に対して問いかけている。
 でも、結局は自分自身のことだし、牛若にも堂々と「勝つ」と宣言しているので。
 『いつまでも夢を()ていたい。』のは、勝ち続けたいから。
 明日を生きる=今日を今を勝ってコートに残る。
 コートを支配するは、青葉城西の横断幕にちなんでいます。
 
 
 
 
 ごめんなさい、私の語彙力の問題です。
 他にも、こんな解釈の仕方があるんじゃないかとかあったら、教えてください!

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作者名:*24* | 作成日時:2022年3月26日 16時

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