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山田side
本当に泣き出しそうだった、裕翔をなだめて(笑)
お風呂に入ってる。
裕翔、さっき、俺のことかっこいいっていってた…
かわいいとかじゃなく、かっこいいって。
やっぱり俺は、、そうゆう対象にはなれない?
裕翔には、俺じゃないほうがいい?
ガチャ
「ちょ!?な、なに勝手に来てんの!?」
「へへ、来ちゃった♪」
「来ちゃった♪じゃねーよ!」
「やだった??…じゃ、出るね…」
分かりやすくしょぼんとなる裕翔。
わざと。
わざとって分かってるけど、俺はしょぼんとした裕翔に弱い。
「べ、つに、やだとはいってない…」
「ほんと??やった!おっじゃまっしまあす」
裕翔の顔がパァッと明るくなると同時に
自分の顔はカァッと赤くなっているのが分かる。
いや、Jr.になってから、何度も同じシャワーとかお風呂入ってきたよ?んなこと分かってるよ?
でもここ俺の家。
俺が一番リラックスできるこのお風呂は、俺が一番裕翔のことを考えている場所であって。
…………なんか恥ずかしい//
それに、裕翔、、かっこいいんですけど//
細いけどしまってる。俺よりデカいせいか、裕翔の体に隠される感じ??
ちょっとむかつくけど好きだ。
って……裸の裕翔にキュンキュンしてる俺とか、へんたいじゃん//
「やま、顔赤いよ?大丈夫?」
「ちょっとのぼせたわ…
先出るね 俺はだいじょぶだから、気にせず入って」
「大丈夫じゃないじゃん…俺も出るよ。
てゆかもうのぼせたの…?血まわるの速くない??」
「速いかな?笑 とにかくだいじょぶだから、裕翔は入ってて?」
「いや、心配だから俺も出る。」
"心配"という言葉に反応して、熱くなる俺の体。
裕翔のやさしい言葉、俺、大好きなんだよ。
ああもう。
そんなに優しい言葉言われ続けちゃったら。
裕翔の本音を聞くのが怖くなっちゃうよ…
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作者名:Mizuiro | 作成日時:2020年1月27日 19時