共に見上げた夢を 2

高校生の ページ45

枢木


結局私は今まで通っていた学校の姉妹校に転校した。



まぁ来れる時は元の学校で良いと許可を貰ったし、卒業式も前の学校だろう。



今日は体育祭だった。



姉妹校といってもほぼ普通の私立校と変わりわない。



学校にはSnow Manが好きな子もいた。



私のクラスは難関進学クラスで、学年に2つしかない。



同じクラスの子とは仲良くなることができた。



髪の毛をお揃いにして、お揃いのクラスTシャツを着た。



私が出るのは騎馬戦と徒競走とリレー。



リレーはなんとか予選を通過した。



写真を撮ってください！って何人か知らない子に声をかけられたけど、知らない人はどこに渡すか分からないから断った。



クラスの子とは沢山写真を撮った。



SNSにあげないでって釘はさしたから大丈夫かな？笑



奈「Aとの写真なんてあげないよ、顔面の醜さバレるじゃん！」



なんて言ってた奈々もめちゃめちゃ可愛い。



美「あ、そろそろ騎馬戦招集かかりそう！」



みんなで気合い入れをして騎馬戦へ向かった。



騎馬戦を決める時何故か上になってしまった私。



下は信頼してる子だったからいいんだけど、



美「姫乃ちゃんには気をつけて、A目つけられてるから。」



なんて言われてしまった。



姫乃ちゃんはこの学校にかなりの量寄付金をしている子みたいで先生も何も言えないんだとか、



ジャニーズが好きで私をあまりよく思ってないらしい。



ﾋﾟｰｰｰｰ！



笛の音が鳴り競技が始まった。



何人かの帽子をとり、顔をあげた時やばいと感じた。



目の前には姫乃ちゃんがいた。



「A危ない！！」



その声を聞いた瞬間私の身体は地面に叩きつけられた。



身体が痺れて動けない。



周りではいろんな人が私の名前を呼んでいた。

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