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『 ちょ、どこ行くんよ 』
身に覚えのある道をあっくん一緒に歩いていく。
「 どこって…ここ 」
そう言って離された手。
目の前に建っている見覚えのある建物。
ここは …
『 図書館… 』
「 今でもあんねんで？ 」
この周りにあった公園がコンビニなっていたり
学校がなくなってマンションになっている中
あの頃と何も変わらへん図書館。
そして、あの時と同じように立つ。
「 俺はここはめっちゃ大事な場所やと思ってます。
出会ったのも次に進んだのも、時には悪いこともあったけど
それでも、Aとの思い出は全部ここな気がすんねん。
せやからこの言葉もここで言いたかってん。 」
変に改まったあっくんが、ポケットに手を入れて
何やら紺色の箱を手にした。
ずっと憧れてたことやからアホな私でも
その箱を見た瞬間全てを察して混乱した。
「 A。俺と結婚してください 」
ドラマのように、私の前に膝まづいて箱を開けて差し出すあっくん。
その中にはオレンジ色の宝石が輝く指輪が入っていた。
『 あっくん… 』
少しパニックになりつつも、
箱の中のそれを取って頷いた。
そんな私を見てあっくんは私に抱きついてきて
「 絶対幸せにするから 」そう言って、
私の薬指に指輪をはめた。
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「 なんや、えらい金かけたな 」
「 そういう言い方やめろや笑 」
流星くんと照史がギャーギャー言い合ってるのを見て
幸せを噛み締めながらお茶を飲む。
あの時もらったお揃いのピアスと結婚指輪には
同じ宝石があしらわれている。
そんな私のお腹には、新しい命が宿っています。
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＿＿＿ END 。
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WEST☆りゅーせい - この作品めっちゃおもしろくて好きです!設定とか現実な感じで…更新毎回楽しみにしてます!頑張ってください(>ω<) (2017年7月15日 22時) (
レス) id: 08714460b6 (このIDを非表示/違反報告)
M n n n(プロフ) - FumaTomohiro7さん» ありがとうございます ！ 頑張ります(；＿；) (2017年6月15日 23時) (レス) id: dd447b6291 (このIDを非表示/違反報告)
FumaTomohiro7(プロフ) - あぁー(笑)続きが気になります!(笑)これからも更新頑張ってください! (2017年6月15日 18時) (レス) id: 96779fe39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nacha | 作成日時：2017年6月15日 12時
