君との出会い (ページ8)

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Aside

とりあえず…どうしようこの落書き
まぁ雑巾で消えるか
放課後に消そう

ゴシッゴシッ

「ふぅやっと消えたぁ」

気づけばもう夕焼けが出ていた

？「なにが消えたの？」

ドキッ
い、いつのまに…

「だれですか？」
？「いや、俺3年の川村壱馬。朝も北人と一緒にいたのに笑笑お前ほんと北人のことしか見てないのな」
「朝いたんですか？！気づかなかった…」
川「んでさ。なにが消えたの？」

バッ
私は急いで雑巾を隠した

「なんでもないですよ～」
川「へぇーあんなにゴシゴシふいてたのに？」
「な、なんのことでしょう」
川「しかも、彼女ちゃん泣きそうな顔してるよ」
「へ、あはは。ドライアイなんですよ笑笑」
川「彼女ちゃん、本当のことを話してよ」

ポロっポロっ
気づいたら、涙が流れてた
一度出てしまったら止まらなくて
今日の出来事、全部川村先輩に話した

川「そっかそっかよく我慢したね」

そう言って頭を撫でてくれる川村先輩は
本当に優しい

「でも！！心配かけたくないので、北人先輩だけには絶対言わないでください！」
川「分かった。じゃあ何かあったらいつでも相談のるからね」
「ありがとうございます」
川「じゃっ」

そう言って、川村先輩は帰っていった
この時の私は気づきもしなかった
川村先輩との写真を撮られていたなんて…