君との出会い (ページ2)

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Aside

月曜日の夜7時
私は必ず杉丸公園に向かう
それは…

あの人に会うため

「行ってきます」
母「あんまり遅くならないのよ」
「りょーかい」
ガチャ

私は自転車に乗って杉丸公園に向かう

？「おーいAこっちこっち！」
「北人先輩！お待たせしました」
北「全然待ってないから大丈夫！」
「でも先輩、鼻真っ赤ですよ笑」
北「そ、そう?///」

今目の前にいるのは
バスケ部の先輩、吉野北人さん
私の通う高校で人気No. 1を誇る
イケメンかつ運動神経抜群のこのお方
とても優しくて、憧れの人
そして…私の初恋の相手

北「A～バスケしよう」
「はい！ってかこんなところにバスケットゴールなんてあったんですね」
北「そうそう！俺も最近知って！」
「じゃあ、私たちだけの穴場ですね！」
北「う、うん俺たち…だけの///」

北人先輩はバスケが上手で
部活以外でも1人で自主練習をしている
私も上手くなりたいので、
北人先輩に頼んで、ここを教えてもらった
それから、北人先輩とは毎週月曜日
夜7時にここに来て、一緒に練習してもらう
約束をした
大好きな北人先輩とバスケもできて、
私としてはとても嬉しかった

「北人先輩って彼女とかいないんですか？」
北「いないよ～俺もてないし」
「校内No. 1イケメンが何言ってるんですか？！」
北「い、イケメンなんて///
そんなこと言ったらAだって！
めちゃくちゃかわいいのに彼氏いないの？」
「いませんよ///そもそもかわいくないですし」
北「え、もっかい鏡見た方がいいよ」
「その言葉、そっくりそのままお返しします」
北「じゃ、じゃあさ…やっぱなんでもない」
「ん？？へんな先輩～」