→続き/sya ページ27
貴方side
さてはて、本番ですよ。
ということで、いつもの俺の執務室でシャオロンを呼ぶためにインカムの黄色のボタンを押した
少しの間ピピピッと、機械的な音が鳴っとったけど、結構すぐにシャオロンは出た
「シ:はいはーいwどうしたんA
貴:ちょっと急用ができたんや、俺じゃ手に余る。執務室来てくれへんか？
「シ:わかった！すぐ行く！！
、、、シャオロンは、俺が手に余る、というと大抵急いで来いと言わんでも急いでくる
本人曰く「頼られてるのが嬉しい」んやて、これは鬱先生聞いたんやけどな
部屋の中央に立って、シャオロンを待つ。五分ほどでダクトから人が近づいてきている気配を感じた
さてどこで空砲撃とうかな、って考えとったら、窓からゾムが顔見せて
銃を構えるポーズをした
それに合わせて空砲の引き金に手を当てると、ゾムはニンマリわらった
少ししてゾムがばーん、とジェスチャーしたので、それに合わせ空砲を撃った
聞き慣れた乾いた音が部屋に響く
銃を投げ捨てて、撃たれたように見えるよう、床に倒れて口に入れていた血糊の袋を噛み開けた
口の中に広がる生暖かい液体がこの上なくまずい。服に仕込んでいた血糊袋も開けておいて
血の海完成
後片付け大変なんやろなぁ
と、客観的に思いながら、スッと目を閉じている心臓停止。仮死状態なう
ガタガタと音を鳴らしながらダクトの中を移動していた気配が思いっきりダクトの蓋を蹴り開けて部屋に入ってきた
シ:Aっ！！
シャオロンが駆け寄ってくる、そして俺の事を見て反射的なのか、なんなのか、すぐに抱き上げてきた
シ:A！！Aっ！！！嘘や嘘や嘘や、いつものあれやろ？なぁ、、、A？
さすがシャオロン。すぐに疑うも、実はこの血糊ちょっと本物の血を混ぜてるので鉄の匂いがする
そのせいで思考がちゃんと動いとらん様子
シ:と、とりあえずぺ神呼ばな、、、！
どうやらぺ神を呼ぼうとしているようだが残念。ぺ神には出ぇへんようにはからってもらっとります
シ:なんで誰も出ぇへんの！？
そういう風にはからったからです
シ:こうなったらっ！！
おぉっとシャオロンさん、俺を横抱きにして部屋を飛び出しました！！
1分かからず医務室に飛び込んだバカは、ぺ神の姿を見つけたらしくグズグズ泣き始めた
めっちゃかわいそうになってきたんですけど、ネタバレはまだなんですか！！
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Yuki.aruru(プロフ) - 国民さん» 思った。尚,とっくにハロウィンは過ぎている模様 (2018年12月28日 15時) (
レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
国民 - え？アレスさんの作品神すぎん？ (2018年12月7日 0時) (レス) id: a87cc0cd9f (このIDを非表示/違反報告)
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