迷子にだけはご注意を/ht ページ22
※これはとある物語の完結後の世界線による短編です。そして男主です。
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貴方side
町に溢れる大小様々さなお化けたち。今宵はハロウィン、お化けと人とが混じり合う
混沌の一夜
我が軍は毎年、この日になると幹部数名が国民に混じり、お菓子を配ることになっている
のですが、、、
貴:そろそろ離れてください、ひとらんらん！！
ひ:無理無理無理、マジで無理！！なんで！？ガチじゃん！！！
貴:主語が無い！！たしかに国民の皆さんがガチ仮装なのは毎年驚いてますけども、、、！
グイグイとひとらんの頭を引き剥がすように押しても、全く動かないひとらん
よそから見れば、見事なケンタウロスが出来上がっています。とっても恥ずかしい。
貴:自分だって仮装してるでしょう！？なんでそんなにびびってるんですか！！
ひ:俺のはそこまで怖くないじゃん！Aのだってそんなに怖くないのに！！
周り見て！？バカじゃねぇの！？なんであんなにガチなの！？怖いんだよ！！
貴:キレながらそんなこと怒鳴られても知りませんよ！！早く離してくーだーさーいー！！
もうこうなったら無理やりにでも動いてやる！と無理に動き始めたら
ひとらん、足がもつれてこけた
貴:あっ。
ひ:
貴:ちょ、あの、ひとらん？
ひ:
貴:らんらんさーん？
無反応！！びっくりするぐらいの無反応！！さてはてどうするか、、、
取り敢えず立たせようと手を差し出せば、乱暴に握ってくるひとらんに少しため息をつく
貴:ほら、これも仕事なんですから。さっさと配って帰りましょう？
ひ:あぁ、もうわかったよ！！やってやるよ！！！
貴:(あ、もうどうにでもなれ状態に突入した。)
ズカズカと歩き始めたひとらんを追いかけていきながら思う
最近、メイク術のレベルが上がってきて、本当に死者の町に迷い込んだような錯覚がすなぁ、と
そういう自分も結構手の込んだメイクをしているのですが、、、
ひとらんがビビるので、トレンチコートをきて隠している部分が多いのです
というか
グルッペンめ、こうなるとわかっていて私とひとらんをペアにしましたね、、、
いつもならグルッペンのペアは護衛役である自分が受け持っていたのに
今年は「ひとらんと一緒に回ってきてくれ。」なんておかしいとは思ったんですよ！！
隣で目を細めてるひとらんをみて笑わないように堪えるの大変なんですけど！？
ひ:早く帰ろうね。
貴:ごめんひとらんこっち見ないで。
ひ:えっ
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Yuki.aruru(プロフ) - 国民さん» 思った。尚,とっくにハロウィンは過ぎている模様 (2018年12月28日 15時) (
レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
国民 - え？アレスさんの作品神すぎん？ (2018年12月7日 0時) (レス) id: a87cc0cd9f (このIDを非表示/違反報告)
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