→続き/ni ページ21
貴方side
あれからなんと1時間、グルッペンとの鬼ごっこが終わらない
兄:ぜぇ、、、ぜぇ、、、もう終わろ？ほんまに。
貴:だ、大丈夫か？兄さん。
グ:わいはまだまだ元気やぞ！
兄:あの戦争大好きおじさんめ、、、！
バテ始めている兄さんを煽るという珍しいことをするグルッペン
兄:ほんま、、、この無意味な戦いを終わらそ？今やったらまだ穏便に行くわ。なぁA。
貴:えっ、あぁ、そうだな？
兄さんの言葉に返事をするも、俺はもうややめんどくさくなってきている
グ:ふははははwwwそのバテようでどう過激に行くというのかwww
兄:なめっとたら終わるで？こっちにはAがおるんやから。
バチバチしている二人を眺めながら、もらったお菓子を食べる俺
もう本当に飽きてきたから、兄さんに声をかけた
貴:兄さん、もう諦めないか？グルッペンのことだ、どうせ後でトントンに捕まって怒られるんだ。
それに、グルッペンなら落として帰ってくるなんてことしないだろうしな。
兄:あかん。あれだけはほんまにあかん。
貴:なんでそんなに頑固なんだ？
いつもは、こんなに頑固じゃないのに。そう思って言った言葉に、兄さんは小さく言った
兄:あれ、、、Aがくれたやつやから。
人外だからこそ捉えたその声に、ブワッと思い出される記憶
そういえば、あれって俺が新しく作ってあげたやつだったな
無から作り出すとかいう思い切り人間の法則裏切った作り方したんだ
でも兄さん凄く喜んでて、、、『一生大事にするわ』って、、あぁ
なんてくすぐったくも嬉しい理由なのだろう
これだから俺はお前らが好きなんだ
貴:グルッペン。
グ:なんだ？まだやるか？
貴:とりっくおあとりーと。それ返さなきゃ、一週間は絶対抱えて飛んでやらないぞ。
ニコニコ笑いながらいえば、グルッペンはぐっと顔をしかめた
その隙に兄さんがグルッペンからストールを奪い返した
兄:Aナイス。さてグルッペン。覚悟はできとるんやんな？
グ:しまった！ちょ、A！！ヘルプ！！た、たしゅけてー！
貴:なぁ、グルッペン。取っちゃダメな物もある。たとえイタズラしていい日だとしても。
兄:トリックオアトリート。ほらそのメガネよこせや！！燃やすからな！！
グ:流石にそれはやばすぎぃwww！！
薄紫のストールがあぁ、よかったと安堵するように夜風に揺れる
イタズラしてもいいけれど
取っちゃダメな物もある
それはきっと
とても大事なのものだから
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Yuki.aruru(プロフ) - 国民さん» 思った。尚,とっくにハロウィンは過ぎている模様 (2018年12月28日 15時) (
レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
国民 - え？アレスさんの作品神すぎん？ (2018年12月7日 0時) (レス) id: a87cc0cd9f (このIDを非表示/違反報告)
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