Welcome to Happy halloween ! /gr ページ1
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大きなホール、彩り豊かな料理達、犬や猫、ゾンビやドラキュラまで。たくさんの参加者に来て頂いて本当に嬉しい！
今日は、ハロウィンの前夜祭。誰もが10/31のハロウィンに備えてる頃なんじゃないかしら。
私主催のハロウィンパーティ。当日はみんな子供に紛れて脅かす大事なお仕事があるもの。私達のハロウィンは今日なの！
私の足に何か落ちる。何かしら？
『ふふ、操り人形のジューン？腕、取れてるわよ。塗ってあげましょうか。』
懐から裁縫セットを取り出して、腕のつなぎ目から塗っていく。
縫い終わると、ありがとうと笑ってジューンは帰っていった。彼は元の状態が酷くて笑ってるかどうか余り分からないけど。
さらに会場を練り歩く。すると、マフラーが私の腕に巻かれる。絡まったかと思えば、故意に巻いている？
こんなことをするのは......
『あら、トントン。毎年毎年これやるわよね、今年で114回目、記録更新おめでとう。』
「なんやかんや覚えてくれてるやん、そんなら来年も再来年も100年後もやったるで。」
軍人のトントンは、戦場で亡くなった。彼はずっと赤いマフラーをしていた為にマフラーを操れる様になったらしい。彼の頭からは血が流れてるし、彼の軍服はやっぱりビリビリに破けてるし、焦げてたりする。
直してあげようかと思ったんだけど、大切な人につけてもらったんだって。そして今も探してる。
やっぱり人間って変なの。私も元は人間だけどね。
その後にも、たくさんの人....人なのかしら。たくさんの方々に話しかけて頂いたわ。
ツギハギの公爵夫人、
片足の無い化け猫、
地面から浮いている兵士、
顔面蒼白のシスター、
ジャパンではポピュラーらしいわ、
白いワンピースに長い黒髪の女性。
私達のハロウィンは国境やカルチャーなんて関係無いの。みんななんらかの事情を抱えて亡くなった人には変わりない。
そんなパーティに、数百年ぶりにとある来訪者がやってきた。
『......グルッペン。』
「待たせたな、本当にすまない。もっと早く行く予定だったんだけどな。」
私の恋人の、グルッペン。彼は私が不死身の薬を与えたの。薬の効果は100年って事ね。
『....いらっしゃい、私主催のハロウィンパーティへ！最後までごゆっくりお楽しみください！』
現実世界に飽きたら貴方もいらっしゃって？
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Yuki.aruru(プロフ) - 国民さん» 思った。尚,とっくにハロウィンは過ぎている模様 (2018年12月28日 15時) (
レス) id: 6057cb562d (このIDを非表示/違反報告)
国民 - え？アレスさんの作品神すぎん？ (2018年12月7日 0時) (レス) id: a87cc0cd9f (このIDを非表示/違反報告)
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