とある本丸の小さな天使～修正版～ (ページ6)

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今日も今日とて本丸を走る天使が可愛いページ6

～薬研side～

朝、ふと目が覚めた。兄弟やいち兄はまだ眠っている

薬研「……ふぁ～…二度寝でもするか…」

そう言ってまた布団に入ろうとした途端、襖に小さな影が映った

--ﾃﾄﾃﾄﾃﾄﾃﾄ--

ハッとなり、脳が覚醒する。影は部屋の前を通り過ぎてどこかに向かう

俺は襖を開け、その後ろ姿に声をかけた

薬研「よぅ……薔」

薔「！！(*^^*)ﾆｺｯ」

薔は俺に気付くと、振り返って微笑んだ

……可愛すぎるだろ///

という気持ちを抑え、薔に話す

薬研「……大将を起こしに行くのか」

薔「ｺｸｺｸ」

薬研「そうか……朝から頑張りすぎるなよ？」

薔「( *ˆ﹀ˆ* )ﾆｺーｯ」

薬研「……邪魔しちまったな…ほら、早く大将を起こしてこい」

そう言うと、薔はぺこりとお辞儀して大将の部屋へ走った

薬研「………あー……ヤバい…/////」

俺はしばらく薔の笑顔が頭から離れなかった