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33Love ページ33

目を覚ませば薄暗い光が外から差し込んでいた


どうやら朝方のようだ


腕枕をされながら寝ていたらしく顔を見れば


既に目が覚めていた研磨と目が合った


研「……チュ……Aおはよ。」


そう言う研磨に抱き寄せられ


トクトクと聞こえる鼓動が心地よかった


スリスリと胸板に顔を寄せれば


研磨の意外にも鍛えられた胸板


研磨の香り


幸せだった



暫くしてポソッと


研「……今日夜久さんに話すなら、一緒にいるから。」


ちらりと上を見たら研磨は微笑んだ


だから私も笑い頷き


もう少しと言わんばかりぎゅっと抱きつけば


キツく抱きしめてくれた


研「……Aは……後悔ない?まぁ……もう離せない。誰にも渡さないけど」


拗ねたような研磨の顔


ボードを取り

「ずっとずっと大好きだから。ずっと側にいてください。
大好きと気づいたの、毎日毎日ありがとう。研磨がいい。」


そう書けば研磨は目を見開き微笑んでまた抱きしめた



幸せな朝だった

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作者名:椎名りら | 作成日時:2018年3月13日 4時

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