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30Love ページ30

「んッ...///ハァハァっ……」


チュッ……チュッチュプ……ジュルッ


部屋に響く甘い水音


頭から足の指まで痺れるような
甘いキスに酔いしれた


気持ちよくて



初めての深いキスなのに



必死で求めて



必死に舌を絡ませた



研磨の手が首筋をなぞる度


背筋がゾクゾクして腹の底がどくどくと脈打ち


なにか分からないものに期待していた


初めての事ばかりなのに


私は感じていたんだ



研「……やばいっ……ごめん、止められなくなる……今なら頑張ればまだ……好きすぎて……これ以上本当に止まらない」


研磨は息を整えながら苦しそうに言った


足の間に捩じ込んだ研磨の体


硬いものがずっと下腹部や、太ももに当たっていた


キスしながら擦れる度


信じられない快感が走り


無意識に足腰に力が入り


自ら腰を擦り付けていた


なのに



止める?


やだ


止めないで


早く


まだ知らない未知の事を期待していた


うずうずしてまた自分から研磨の首にしがみつき



深くキスした

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作者名:椎名りら | 作成日時:2018年3月13日 4時

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