【HQ】好きと言ったら避けられた【夜久衛輔】【孤爪研磨】[完] (ページ17)

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17Love ページ17

その日の部活中

なんだか頭が重たくて

次第に瞼が重たくなり

スコアを書いてる手から

ペンが滑り落ち

ガタンッ

と身体が椅子から落ちていった

「「「「Aッ！！！」」」」

試合中だった皆はバッと音に気づき

真っ青な顔で駆け寄ってきた

そんな事はつゆ知らず

寝息を立てていた

念の為病院に連れて行かれたらしいが

私は何も覚えていなかった

病院の先生が言うには

過労が蓄積され、脳がスイッチ切ったから

倒れるように寝たらしい

ゆっくり眠れば良くなるらしい

皆がホッとした

だが

その日から

度々Aが倒れた

正確には寝ている

だが、いきなり倒れる

皆がおかしいと思い始めた

黒「……」

研「……なんかやっぱり変だよ……顔面から落ちる？気絶して寝てるなんて……」

酷い時は倒れると1日目を覚まさないこともある

検査しても何も分からない