【HQ】15歳、ママになる【及川徹】完

hello baby 1 ページ12

Aside

皆が合宿に行ってから

1週間と5日が経ちました

逢えないのは寂しいけど

バレーをやっている彼等はきっと素敵だろう

そして赤 葦ママと黒 尾ママに
色々教わりました

それからママさん教室にも行ったり

充実した日々を送りました

相変わらず皆さんから

電話は頻繁に来たけれど

無事だと伝えれば合宿終わり次第

“すぐに逢いに行く！”と何度も言ってました

だから今日は検診帰りにこっそり体育館に

顔を出してみました。

合宿終わる二日前

何と今日の検診で分かった、双子ちゃん！！

綺麗に二人重なっていてエコーでは

今まで分からなかったらしいです//

報告も兼ねて先ずは梟谷か、音駒を探します。

赤 葦ママに宿舎まで送って頂きました！

また後で迎えくると言い…

沢山の差し入れを持ち

体育館に足を進めた


ﾊﾞﾝｯ……ｷｭｯ……“ｵｰﾗｲ”… ”ﾅｲｽｷｰ”


懐かしい音がした


“ﾎﾟｺｯ…ﾎﾟｺｯ”


『ｯ!今日は一段と元気ね、babyちゃん(笑)』


？「あの……何方かに用事ですか？」

声を掛けられ見れば真っ白に黒のライン……

【梟谷学園】と書いたジャージ。

見たことのある顔だった

「木 葉さんですよね？私４月に保健室に運ばれた時雨Aです。」

葉「ｯ!あの時のｯ!え、何で！？」

『あの、黒 尾さん、弧 爪さん、赤 葦さん、木 兎さんのどなたかの場所にこっそり案内していただけないでしょうか？できれば青葉城西には会わないように……』

葉「……分かった。段差気をつけて、今音駒対梟谷丁度終わって、この後は自主練だから！……お腹に赤ちゃん居たんだな//あの……触ってもいい？///」

『ありがとうございます//お腹？良いですよ///』

そう言い木葉さんの手を掴み
お腹に触れさせれば

“ﾎﾟｺｯ…ﾎﾟｺｯ”

と規則正しい元気な動きをした

葉「うぉっ！！？////ｽｹﾞｯ！///」

『ｴﾍﾍ//今日は報告もあって赤 葦ママに送って頂きました！///』

葉「そうか！///ありがとうな！此処だぞ！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ――――

体育館を開ければ皆が振り向いた

黒.兎.赤.研「「Aｯ!？」」

『ｴﾍﾍ//皆ユニフォーム似合うね//』

赤.研「Aｯ!」

ｷﾞｭｯと抱きつく赤 葦と研 磨に

周りはポカーンとしていた

『あ、赤 葦ママに送ってもらったの！これ、皆で食べてね///』

監督「「おー君が時雨さんか！」」

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