6 YOU ページ6
火曜日
今日はユンギさんの家にお邪魔させていただく
歩くならスニーカーがいいかな...
なんて思ってると
YG︰まだ？
ユンギさんからのカトク
え？
玄関のドアを開けるとそこにはパジャマ姿のユンギさん
「パ、パジャマ」
何をセットされていない綺麗でまっすぐな黒髪
「行きますか...」
YG「うん笑」
今日はニコニコ笑っていてやけに砂糖が多い
「なんで、笑って...」
その先は言えなかった
ｶﾞﾁｬ
！？
「ちょ！ユンギさん！そこ私の部屋じゃないですよ！」
急に隣の部屋のドアを開けるユンギさん...
YG「知ってるよ笑」
ドスドス部屋に入る
「泥棒ですよ...、」
焦る様子もないユンギさんに少し呆れる
「家主が帰ってきたらどうするんですか...」
YG「あっ、Aそこ閉めて...」
そういうユンギさんはベットへ寝転ぶ
さすがのユンギさんでもこれは許されない...
「ユンギさん！早く帰りましょ！」
本気で言う私に対して
YG「大丈夫だから...」
なんて呑気にいうユンギさんに少し腹が立って
「も、もう！知らないですから！」
そう言って部屋のドアを開けて帰ろうとした
YG「まって...」
ｷﾞｭｯ
強く抱きしめてくるユンギさん
「何したか分かってるんですか...」
YG「ん？」
まだとぼけるユンギさん
「だから！私たち泥棒です！」
ユンギさんは笑う
YG「ごめん...あんま可愛いから」
「こんな時に何言ってるんですか！？」
大きな声で怒鳴ってしまう私
YG「声大きすぎ...さすがの家主も怒っちゃうよ」
「え？」
私を落ち着かせるように抱きしめられながら
ここはユンギさんの部屋だと明かされる...
YG「だって、お前の反応可愛すぎたから」
真顔でそんなことを言ってしまうユンギさんに思わず照れて顔を手で隠す
YG「怒った？」
そう言いながら覗き込んでくる
「はずかしいだけだから...」
そう言って
私は顔を机に伏せる...
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作者名：えむ字フック | 作成日時：2020年6月1日 20時
