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共通ルート7 手紙 ページ8

「え…」



下駄箱にて靴を履き替えようと自分の靴箱を覗いたその時。そこには、私の靴の上に手紙があった。

一瞬ゲーム側の物かとも思われたが、それは控えめに花の模様が散らされた、シンプルでありながら可愛らしいデザインであり、違う物だとわかる。


私の動きが止まったのを見て、うらた君も私の靴箱の中を覗いた。

そして、顔をしかめる。



「これ…」


「あ、えと、」


「開ければ?」



今まで、私に興味を示したことの無かったうらた君がその手紙に興味を示している。
そのことに少し戸惑いながら、私は_



〖(手紙を開いた)〗

〖(手紙を鞄の中に入れた)〗



手紙を、鞄の中に入れた。



「…後で見るよ」


「別に俺中見るつもりは無いけど」


「私だって別に君に見られたくないから開けないとは言ってないけど」



彼は皺を寄せていた眉間の力を抜くと、そ、と短く言って先に歩き出してしまう。

一年の下駄箱から二年の方へ移動してきた坂田君が丁度来て、うらさん?と首を傾げた。



「今日は先行くって。私達も行こうか」


「そうなん?先輩達はどうせ同じ教室やのに、変なうらさーん」



こうして、私は坂田君と共に校舎内に入った。


鞄の中の手紙。
まるで一昔前の愛の告白のようそれは、私にとっては嫌な予感しかしなかった。








放課後。

私は手紙に記されていたゴミ捨て場の前に来ていた。
毎週行われる掃除は昨日だった為、ゴミを捨てに来る人はそういないだろう。

そこにいたのは、告白をしに来た男子…
ではなく、女子三人だった。



「ちゃんと来たのね。
良かったわ、来なかったら毎日貴女の私物でもボロボロにしてこうかと思ってたから」


「そんなの、こっちも大変だからねー」



きゃははと笑う女子達。
目は暗い緑色に時折鈍く光り、何処か虚ろに見える。

あぁ、そういうことか。やっぱり。

と、私は小さく溜息をついた後に最早わかりきったことを問う。



「…要件は何でしょうか」


「すごーく簡単よ。
もううらたに関わらないで欲しいの」



あーあー、なんてよくある可哀想なモブ。
君らそれ好きな人から嫌われてるパターンだよ。

私はただ彼女達を睨んだ。
さぁ、どう返そうか。



「何で黙ってるのかしら。
別にこれは貴女が特別じゃないのよ?うらたと良い雰囲気になる前に、皆に忠告をしてるだけだから。

まだ私達は貴女を恨んでるわけじゃない」

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雨上がりのcrew(プロフ) - お体に気を付けて更新頑張ってください−!! (2019年8月6日 18時) (レス) id: 11f12a305b (このIDを非表示/違反報告)
羽飛(プロフ) - 彩葉さん» センラーさんにそう言っていただけて、嬉しい限りです!応援に応えられるよう頑張ります、コメントありがとうございました! (2019年5月1日 13時) (レス) id: 188fe56108 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - 私の推しセンラさんなんですけど、センラ先生最俺にも出ててマジで好きです!引退されるのはとても寂しいですが、最後まで応援させていただきます! (2019年5月1日 12時) (レス) id: ca54fe217e (このIDを非表示/違反報告)
羽飛(プロフ) - 浪音さん» 大変おまたせしました!今の所は引退を考えていますが、寂しいと言っていただけるととても嬉しくも思います。ゆっくりにはなりますが、これからも読んでいただけるならば、頑張って更新します!コメントありがとうございました! (2019年4月11日 17時) (レス) id: 188fe56108 (このIDを非表示/違反報告)
浪音 - 羽飛さんこれ完結したら引退しちゃうんですか...( ´-`)どうでも良い話ですが防音シェアハウスにて暴走中の時から応援してたので少し寂しいです。残りの更新頑張ってください!!応援してます!!! (2019年3月28日 20時) (レス) id: a925fc985a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽飛 | 作成日時:2019年1月23日 17時

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