TGC ページ12
ラウールside
僕が初めて1人のモデルとしてランウェイを歩かせてもらった東京ガールズコレクション。
マネージャーさんからこのお話を聞いた時、凄くびっくりして、本番までずっと緊張が途切れなかった。
目黒「俺らも上から見てるから、頑張ってこいよ。」
向井「ラウールやもん、大丈夫やで！！」
一人で行くのは心細くて、めめと康二くんに会場まで一緒に来てもらった。
だけど、さすがにスタンバイギリギリまではいてもらうことができなくて、楽屋では一人っきり。
マネ「ラウール、30分後にオンステだから。それまでここで待機ね。」
マネ「…はい、」
30分も一人なんて無理…
マネージャーさんも部屋を出ようとするから、目で訴えた。
マネ「なになに、そんな目で見ないでよ。笑 大丈夫だから、ちょっと待ってて。」
えっ…
さらっと扉を閉めて部屋を出て行ったマネージャーさん…
静まりかえった楽屋が余計に緊張を誘う…
すると、
コンコンコン
「ラウー？」
えっ？
ラウ「Aちゃんー！！」
A「ラウ〜、お疲れ！マネージャーさんから聞いたよ？ラウが泣きべそかいてるって。笑」
ラウ「泣いてないもん！ちょっと寂しかっただけ！」
マネージャーさん、Aちゃんに嘘つくのやめてよ！
でもAちゃんを連れてきてくれたのは嬉しい。
ラウ「でも…なんでAちゃんいるの？」
A「私、毎年TGC出させてもらってるの。えっ、ラウにこの前言ったじゃん、一緒に出られるねって！」
ラウ「聞いてないよっ！僕、初めてだから凄い緊張しちゃってね、凄く不安で…」
A「うん、そうだよね、」
ラウ「心臓が口から出ちゃいそうでね…」
A「うんうん、」
Aちゃんが来てくれて凄い安心しちゃって、ずっと溜まってた不安が止まらなかった。
広めの楽屋で、小さなソファーに二人でギュッとなって座ってるのをマネージャーさんにツッコまれたけど、そんなのどうでもいい。
A「ラウ、おいで！！」
Aちゃんが手を広げてくれたから、思いっきり胸に飛び込んだ。
A「緊張すると思うけど、今日ラウはSnowManの代表だから。9人みんな今日はラウのことを思ってるから、安心して歩いておいで。」
ラウ「ありがとっ、」
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みか - この小説面白いです (2021年11月12日 18時) (
レス) id: 24d7dd83a6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 作者さん今日FNS歌謡祭にSnowMan出ますよ見たら書いて欲しいです (2021年7月14日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - お気遣いありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします！ (2020年9月16日 0時) (レス) id: f20cb7cd5b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年9月14日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けい。 | 作成日時：2020年9月12日 17時
