黄色い花の理由 (ページ44)

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マシューside

「え、ジャンハオ先生とのデート…？」

頭がパニックになる

どういうこと、？

ウンギ「今日は、デートの為のデートなのですっ！」

先生は全然僕と目を合わせようとしないし、

寧ろちょっと避けてるというか。

『メテュ、ちょっと2人で話そうか』

僕の顔になんか書いてあったのかな。

ソウォン「ちょっと僕達プリクラ撮ってくるから待っててね〜！！」

『行ってらっしゃい〜…』

先生、そんな気まずそうな顔しないでよ…笑

「あの、デートって…」

『メテュ、ごめんね…実はジャンハオ先生とデートするってウンギ達に言ったら、服買いに行こうとか言われちゃって…』

いやいや、普通僕にそれ言う？

先生のこと、好きなのに。

「A先生、ジャンハオ先生とデートなんか行ったら、ぼ、僕許さないですよー！」

いつもの僕で居られてるかな。

申し訳なさそうにごめんって謝らないで。

僕たち、教師と生徒。付き合ってもないんだよ。

『メテュ…』

名前を呼ばれた瞬間、両頬が暖かくなった。

「にゃにするんでふか、」

『嫌でも、笑顔で居て欲しいの』

「やめてくらはい、」

『メテュ、可愛いね笑』

ほんと、先生はズルいよ。

また僕を沼に引き込むんだね。

大丈夫だよ、ジャンハオ先生とは何もしないからって言うけど、そんなの分からないじゃん！って思いながら、こっちに向かって帰ってきたソウォン達に手を振った