黄色い花の理由 (ページ37)

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『はあー、疲れたーー』

今日は久しぶりに資料の整理で書類と戦っている

しかも可愛い可愛い生徒たちは生憎怪我も体調不良も無いようで……

それはいい事なんだけどね笑

"ガラガラ"

『お！ケイタくんだ』

ケイタ「へへ笑先生覚えててくれたんだ笑」

『もちろんだよ〜笑今日はまだ誰も来てくれてなかったからケイタくん来てくれて嬉しい〜』

ケイタ｢それは良かったです笑じゃあ、ジウン来てないのか〜｣

ジウン、ちょっと久しぶりに名前聞いたかも。

『ジウン来てないよ〜どうかしたの？』

ケイタ｢いや！全然なんでもないです笑今日まだ姿見てないな〜と思って｣

『サボり気味なのかな、？笑』

私は手元にある資料へともう一度目を向けた。

『ん、それでケイタくんはジウン探しに来ただけ？』

ケイタ｢いや、ちょっと先生と遊ぼうかな〜って思って｣

『私と〜？笑笑遊ぶも何もおもちゃも無いし〜、』

ケイタ｢先生さ、アホ？｣

『急に失礼なこと言うー！』

"コンコン"

？｢どうも〜、え、ケイタいるじゃん笑｣

『うわぁ、凄いや』

ケイタ｢先生、うちのハンビンに惚れてるね？笑｣

『ハンビンって名前なのー？？！』

ハンビン｢はい！僕ソンハンビンって言います｣

『私の弟もハンビンなの〜！ハンビンくん、ソンハンビンソンハンビン』

ハンビン｢ちょっと恥ずかしい笑やめてください笑｣

ケイタ｢ハンビンは何しに来た？？｣

ハンビン｢先生に会いに行こうかな〜と笑｣

ケイタ｢同じこと考えてたわ笑笑｣

『えー、2人とも可愛いじゃん〜ハグしちゃうー！』

私が2人同時にハグをしたら耳元で囁かれた

"あんまりそういうのやめた方がいいよ、みんな勘違いしちゃう"

急に耳に刺激が来るものだから『ひゃ、』とまた声にならない声が出てしまった

『あ、ああごめんね……』

ケイタ｢先生、だめですよ〜^^｣

ケイタくん、ほんと女慣れしてそうで怖い。

実はジウンよりやり手だったりして。笑