黄色い花の理由 (ページ32)

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ジャンハオside

pm22:00

生徒の宿舎の巡回を終え、俺以外のおじさん先生達は酒を飲むだか何とか。

まだそんなに遅いってわけじゃないし、保健室寄ってこうかな。会いたいし。

「A先生」

『あ、ジャンハオ先生…』

既に入浴を終えているようで髪をお団子にしていた。

なんか、エ○いな…

『何か御用ですか？？』

「いや、ちょっと会いたくなって」

『……。』

いや、沈黙は気まずいって。

『あの、私の事良く思ってくれてるのは嬉しいんですけど…』

「はぁ…」

『ごめんなさい…変なこと言っちゃいましたかね…？』

もう、こうするしかない。

気づいたらベットに押し倒していて、A先生はポカーンとしている。

『あ、えっと…』

「さっきもそうだったけど、なんで抵抗しないの？」

『どうすればいいか分からなくて…』

「そういうとこだよ、だからみんな甘えて、君を好きになるんだよ」

『何言ってるんですか…』

やばい、いつもの俺じゃない

ほんとうにこの人の前だと調子が狂う。

俺が顔を近づけようとすると目をつぶった。

「してってこと？」

『ふふ、』

俺は左頬に手を添えて右頬にキスを1つ落とした。

『ふふ、ジャンハオ先生、意外と意地悪ですね』

ああ、ほんとうに調子が狂う

この女は経験豊富なのか、それとも天然なのか。

『ジャンハオ先生、そろそろお部屋に戻った方がいいですよ～』

「今日はここに泊まる」

『先生、なんかいつもと違いますね笑』

「これが普通なの」

『小学生みたいで可愛い』

そんな目で見られたらもっと色んな所を知りたくなるし、触りたくなる。

とりあえずと、連絡先を交換してもらった。

うちの学校は先生と生徒の連絡先交換は卒業するまでダメなので、他の奴らよりは1歩リードしてるよな。

風呂上がりAちゃん、ありがとうございましたっと。