黄色い花の理由 (ページ15)

今日:51 hit、昨日:22 hit、合計:116,349 hit

15 ページ15

ジウンside

「なんでそんな顔するの～僕怖いよ～」

『君、3年生なのは分かるんだけど、お名前は？』

「そういえば言ってなかったですね、キムジウンです」

『ジウン、ベット使用禁止令出します！』

「体調が悪くなっても…？」

『いつでも元気でしょ』

「先生さ、これ弱いでしょ」

俺は先生の弱い所を知ってるから、手を伸ばして触れる。

『あ、ちょっと…だめ、』

「可愛い」

耳元でそう言うと照れてるのかなんなのか分からないけど耳も顔も真っ赤なA先生。

「そんな顔してると襲うよ」

『ばか、だめ、接近禁止命令も出すよ』

「ひどーい。」

俺がつけた赤い跡はどうやら絆創膏で隠されている。

「絆創膏取ればいいのに」

『みんなに見られちゃうでしょ』

「見せつければいいのに」

『こんなの見せれるわけないでしょ』

「なんか、俺だけに冷たいよね一緒にいても笑わないし」

『普通だし！笑うしー！』

ニコニコの作り笑顔を俺に見せつけてくる先生が可愛くて

「ふっ、笑笑」

『何笑ってんのー！！！』

「可愛いねほんと」

『あのね、大人を弄ぶんじゃないよ』

「また消えそうになったら言ってね」

『もう付けさせません』

どの女といるよりも楽しくて、もっと近づきたくなるよ