君影草

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Aとは幼馴染、まではいかなくても仲が良くて、小学生の頃はけいたと3人でずっと一緒に居たイメージ。






高校生になった彼女はとても垢抜けて可愛い、というよりかは綺麗になっていて、小学生の頃の感情を思い出した。







「好きな人とかいるの？」






『え、』





あぁ、いるんだな。






小学生の頃、けいたがAのことを好きだと知っていたから、自分の気持ちには蓋をして、誰にも言わなかった。






「あぁ、ごめん、言わなくてもいいよ笑」






「そういえばけいたは？同じ高校なの？」






黙り込むA。





「どうしたの？」







『けいたはね、韓国に行ったよ。』






ん？どういうこと？旅行？留学？






「えっと…理解が追いつかないというか、なんというか、とりあえずよく分かんないんだけど。」






『韓国アイドルになるために、韓国に行ったの。多分、高校には行ってないよ』






「ええぇぇえええー？？」







『私も韓国に行くって聞いた時思考止まったよ笑笑』






『あと、私けいたと付き合ってるよ』







「ええぇぇえええー！！って、まあ、ずっと好きだったのは知ってたけど。」







『え、けいたいつから私の事好きだったの笑』

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