君影草 (ページ22)

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夢の邪魔？彼女が？
ハルトにそう言われてから数日が経っていたが
まだ答えは分からず。

ハルト「けいたヒョン〜今日先輩方に誘われてて、一緒にクラブとか行かないですか？^ ^;」

そういえば、俺の事ヒョン呼びになったな。
前まではけいたさんだったのに笑

「お前、俺ら未成年やで笑笑そういうとこ行ったことないしちょっと怖いかも笑」

ハルト「付き合いも大事っすよ笑笑この世界はいかに先輩に気に入られるかっす笑」

本当はあまり行きたくないけど、社会勉強も必要か、なんて考えて渋々OKした

これは、やばい。

大きな音で鳴り響く音楽、キラキラ輝くミラーボール

女の人は際どい服装で、男の人も片手に酒を持って。

「やっぱ俺、帰ろうかな…笑」

ハルト「けいたヒョン〜踊りましょうよ〜〜^_^」

女1「君たち〜未成年〜？？さっきからコーラとかオレンジジュースばっかり飲んでて可愛い〜〜」

女2「私たちと遊ぼうよ〜〜〜」

ハルトはニヤニヤしながら喜んで連れてかれた。

「ふぅ、」

女2「お名前は？」

「けいたです、」

女2「ふふ、静かな子なのね。お姉さんといい事、しない？」

「彼女、いるんで。」

女2「ここ(会場)、には居ないでしょ？」

「いや、でも、だめっすよ。そういうのは、」

絡まれそうな手を引こうとしたら、ギュッと近くなる距離

A、ごめん。
お姉さんの甘い匂いと誘惑に負け、ついて行ってしまった。