検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:26,550 hit

14 ページ14

.



「ごめん俺、

今、にやけ止まんねぇわ....」



『え、、、笑』



なんか、思ったより喜んでるのかな、、



でもやっぱ



『あの、でもやっぱり
今からプロに入って
暢仁は頑張っていかなきゃいけないわけで、


そんな時に私がそばにいて、邪魔はしたくない。


だから
もし、暢仁の邪魔になるようだったら
私、この内定別に全然蹴ってもい』



「まだわかんないの?笑」


また遮られるように言葉を被せてきた暢仁





『え??』





「こんだけ近くで見てきて分からない?


俺さ、






Aが来てくれてる試合で、
先発のとき2点以上取られたことないよね?」



確かに、、、
私が見に行った試合は全て暢仁が抑えてるしっかり。

負けた試合はあったけど、それは1点も援護点がなかっただけ。







『うん、、』





「あと、

俺がAに遠征やらなんやらで1ヶ月会えなかった時

俺のコンディションは最悪だったの覚えてる?」





あー、
なんか、海外遠征続きの時
どうやら調子が悪くて全然投げれてないって

暢仁の友達に聞いて、久しぶりに長電話したら
その次の日からギアが上がったのか
すごい覚醒したみたいなこともあったかな、、、






「分からない?



俺のコンディションは、Aがいることで
上がることはあっても絶対に下がることは無いってこと。


要するに、Aがそばにいることが
俺の野球を、より強くしてくれるってこと。



これで分かった?



ただAは、俺の傍にいてくれればいいんだよ。」






電話越しではあるけど、
これだけ言われて私が行かない理由はなくなった。





『.....うん。分かった。

内定貰ったからには!しっかり働きます』





「そうそう!その心意気笑


でもそれにしても俺たち運命じゃん、」





『いや、これは、偶然が重なったと言います。』






「偶然が重なることを運命って言うんじゃん



ぁぁあー!
指名された時、もっと喜べばよかった!

呼ばれた瞬間
あ、Aと離れなきゃなって一瞬思っちゃって

あんま笑えてなかったし笑」





案外、暢仁が嬉しそうで安心した。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
216人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

k - マジで、この物語が自分だと思って読んでます!マジ感謝しかないです💦 (2022年12月10日 18時) (レス) @page2 id: dbbb42efd1 (このIDを非表示/違反報告)
46ネコ(プロフ) - はわ.......まさとさま愛しか無い.......作者様のペースで良いので更新頑張ってくださいo(`・ω・´)o (2021年9月12日 0時) (レス) id: 1545b18aea (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - kkk_mchさん» そう言って頂き光栄です!ありがとうございます! (2021年8月22日 16時) (レス) id: 13dc7c8576 (このIDを非表示/違反報告)
kkk_mch(プロフ) - 森下選手好きなので嬉しいです!お話とても面白いので投稿頑張ってください!応援してます( ̄^ ̄)ゞ (2021年8月22日 15時) (レス) id: 4a13e52b2d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りり | 作成日時:2021年8月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。