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4ー17暗闇の中で ページ18

離れようにもヴィルの"男性"としての力強さで身動きが取れないまま、私はされるがままだった






止まる気配がないヴィルのキスの長さで私は酸素が足りなくなっているのが分かった


息苦しくなり悶えているけれど、私とは対照的にヴィルは疲れから来てる息切れをしていない


興奮状態になっている時の、荒い呼吸をしている










次第に苦しさで涙が溢れ、立ちくらみの様に暗くて見えないはずの目の前が揺れるのが感じ取れた













抵抗もできない程に立っているのがやっとの状態となった私は、ヴィルにもたれかかって、まるで熱いキスを求めているかの様な状態になった




ヴィルは私が限界に近いと悟ったのか、はたまた"それ"が目的だったのか、――――――私の腰から太もものラインを撫で下ろすように触った







「っ…!!ゃ、やだ……!!!!」



その時私は、身体がビクッと跳ねる程に驚き、反射的にしゃがんでヴィルから離れた





「はっ、はぁっ……っ、ヴィル、なんっ、で…こんな事…!!」



やっとヴィルのキスから解放された勢いで、涙ながらに私は大量に酸素を吸いながらヴィルに問いかけた






「……なんで、ですって?アタシは何か変な事でもしているかしら?」






「………え、?何を…言ってるの?だ、だって私達こんな事、今まで一度も」



「今までしていない事だから、変だと言うの?…貴方って意外とウブなのね。マレウスとはこれでもかって程に絡み合っていたって言うのに」






「……え、」



……ヴィルは、本当に、何を言っているの…?






"これ"が、今まで私を支えてくれていたヴィルと同じ人なの?



「……どうして、そんな事言うの?私っ…は、好きであんな下品な行為を、受け入れた訳じゃ…無いのにっ……ヴィルは、私が"こういう事"が好きな女の子に見えるの、?」




暗くて、何も見えないこの空間




分かるのは、気配と、音と、恐怖と、触られる感触だけ












でも、少しずつ視界に慣れてきた事で分かった事がある



「……アタシは、今まで努力を怠る事は一度も無かった」






「…え?」



To Be Continued▶

4ー18互いの苦しさ→←4ー16熱く乱れて



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berry(プロフ) - 好きです大好きです神様ですね貴方は。続きの更新をいつまでも待ってます!!! (1月5日 3時) (レス) @page45 id: 1e74c8e0f6 (このIDを非表示/違反報告)
愉快な太宰 - 更新ありがとうございます‼嬉しすぎて涙が出ました。 (11月27日 7時) (レス) @page45 id: cbd0df663f (このIDを非表示/違反報告)
中二病メープル - ん、んっ!好きです。大好き!応援してます! (11月13日 20時) (レス) id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
パンパース - 占いツクールもう腐るほど見てきたけどこの作品は、マジで神。もう愛してる。作者様ありがとうございました。更新頑張ってください! (10月8日 22時) (レス) id: 80025653cf (このIDを非表示/違反報告)
- 何でだろう…マレウスとかヴィルも好きなんだけど…1番チャールズが好きだわ() (9月28日 0時) (レス) @page42 id: f7ce363bb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:成人しました。 | 作成日時:2022年5月2日 21時

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