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私の名前はA。
高校1年生。そして今日は、入学式。
両親は仕事の関係で転勤が多いため、3年間通い続けるために、私はひとり暮らしをすることになった。
A「よーし、これで準備おっけい!あーそろそろ行かないと入学式はじまっちゃう!」
慌てて玄関まで走り靴を履く。
A「いってきまーす!!」
新しい生活の始まり。
〜
ここが、私が今日から通う学校...思ったより大きい。さっそくクラスを見に行こう。
A「えーと、私は...A組か。」
知らない名前ばっかり。友達できるかなぁ。
ガラガラッ
教室に入ると、知らない顔がたくさん。そりゃそうだよね…自分の出席番号が書いてある席を探して座る。ラッキー、1番うしろだ!隣の子はまだ来てないみたい。誰なんだろう。
?「あれ、私の席どこー?」
?「あそこじゃない?ほら1番うしろの!」
?「あーほんとだ!ありがとまなか!」
?「しっかりしなよ〜もう」
みんな友達同士で来てるんだなぁ、いいなぁ。
私は転校ばっかりであまり友達はいなかった。
唯一の親友は、別の高校に通っている。
さっきあっちにいるショートカットの女の子と喋っていた子が、私の隣の席に座った。
なんていうか...めっちゃ美人。
話しかけようかな、いやでもいきなりっていうのも変かな。どうしよう。
?「ねぇねぇ。」
と、前の席の子に話しかけられた。ん?この子も可愛い!なにこのクラス可愛い子ばっかりじゃん。
A「は、はいっ」
緊張して声変になっちゃった〜
?「名前教えてよ!私は平手友梨奈。よろしくね!」
友梨奈ちゃんかぁ、名前も可愛いなぁ。
A「私は、A!よろしくね友梨奈ちゃん!」
平「うん!!」
笑った顔も可愛い。カワウソみたい笑
友梨奈ちゃんと話し終わって、隣の子をチラッと見ると、頬杖をついてつまんなそうな顔をしていた。
よし、これは話しかけるべきだよね!?
A「ねぇ!名前なんていうの?私、A!」
?「急に笑 びっくりした。私は守屋茜。」
そりゃいきなり大声で話しかけられたらびっくりするか、あはは...
茜ちゃん、だって。素敵な名前だな。
A「隣の席だし、仲良くしてね!」
茜「...うん、そうだね!」
A「茜ちゃんってすごい美人さんだね!」
茜「え、そうかな、でもうれしい。」
そう言って微笑みかけてくれた。あ、なんかいまわたし、ドキッてした。
それが、私たちの出会いだった。
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作者名:結冬 -yuto- | 作成日時:2019年1月19日 14時