漆 ページ8
「早速つけてみる!」
高い位置で一つにくくった髪に付けてみた
花緑青色のリボン型の髪飾りが黒い髪によく映える
無「すごく似合ってるよ」
嬉しくなって髪の毛を左右に揺らす
その時に一緒に動くリボンが可愛いったらありゃしない。
「ほんとに可愛いな〜!ありがとう!!無一郎君!」
_____
夢中になって会話をしていたら薬屋に着いていた
「こんばんわ〜、包帯と消毒液もらいに来ましたー」
おっちゃん「おお〜久しぶりだねぇ、元気だった?」
他愛もない話をしながら会計まで進む
「はい、じゃあこれでお願いします。」
おっちゃん「はいよ〜はい、おつり。」
「ありがとうございます!じゃあもう行こっかな、さようなら!」
おっちゃん「次も彼氏さん連れてきてくれたらまけてやるよー!」
うっ、ちょっと気まずい、
なんて返そうか、、
変に否定してもお前なんかが恋仲なんてこっちが嫌だわ!とか思われそうだし、照れ笑いしてもキモってなりそうだし…
無「ありがとうございます、次も来ますね。」
おおおおお、こりゃ照れる…
すごい余裕だなぁ、こんなんで慌てる自分が恥ずかしい。
「そ、それでは!さよなら!」
____
「ごめんね、恋仲に間違えられちゃって…笑」
無「なんで?僕はAが恋仲だったら嬉しいよ」
「!?…そっか〜!」
なんなんだこの14歳は
「あ!も、もうすぐ着くよ!」
無「ほんとだ、時間過ぎるのあっという間だね」
「だね、今日は本当にありがとね!」
無「いいえ、こちらこそ楽しかったよ。」
「この髪飾り大事にするね!!」
なんか、これで終わるのは割に合わない…
こんなに付き合わせて、挙げ句の果てにこんな高い物を買って頂いて、、
「ねえ無一郎くん、今日のお礼をしたいんだけど、私あと数日で任務復帰しなきゃだから次いつ会えるか分かんないんだ…」
無「じゃあさ、今ちょっとだけ僕のお願い聞いてくれる?」
「もちろん!何でもいいよ!」
無「ん、」
突然無一郎くんが私に向かって両手を広げた
「どした?」
無「少しだけ、抱擁、させて欲しいんだけど…」
「え!?ほほほ抱擁?」
無「なんでもっていったじゃん笑」
確かに言った…
まぁ私の抱擁にそんなに価値があるとは思えないからためらう必要もないか!
「全然いいけど、逆にこんなんでいいの?」
無「うん。」
「じゃ、じゃあ失礼、します。」
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おつかれ様です作者様! - 炭カナ・・・伊アオ・・尊。 (2021年5月23日 18時) (レス) id: 3429c88509 (このIDを非表示/違反報告)
もももももももも(プロフ) - ぴたんこぴったんこさん» ありがとうございます!!本当に励みになります! (2021年1月28日 15時) (レス) id: 4d4208f60d (このIDを非表示/違反報告)
ぴたんこぴったんこ(プロフ) - おつかれさまでした!とても良い作品に出会えて幸せでした〜! (2021年1月27日 12時) (レス) id: 2d0317f02b (このIDを非表示/違反報告)
もももももももも(プロフ) - しがれっとさん» 返信遅くなって本当にごめんなさい!!めちゃくちゃ嬉しすぎて昇天しております、ありがとうございます! (2020年12月30日 23時) (レス) id: 4d4208f60d (このIDを非表示/違反報告)
しがれっと(プロフ) - この作品めちゃくちゃ大好きです…!更新楽しみにしてます! (2020年12月19日 2時) (レス) id: 1f8c33c3c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みな | 作成日時:2020年11月12日 22時