我妻くんとの青春【鬼滅の刃】

陸 ページ7

無「じゃあ行こっか、なに頼まれたの？」

流石の無一郎君、車道側を歩いてくれる。
出来た男だ。

「えとー、一応包帯と消毒液だけかな」

無「薬屋なら街のところにあるもんね」

「そそ！あそこの店主さんすごい優しくてさー、会うの久しぶりだから楽しみ！！」

無「そっか笑」

_________

「うわー！この髪飾りすごく綺麗！」

街の方に出るとすぐに色んなお店が見える。
その中でも、手前にある装飾屋さんの髪飾りが目に止まった。

無「これ？たしかに綺麗な色だね」

「無一郎君の色じゃん、花緑青！！いいなー可愛い、けどめっちゃ高い…」

比較的高い鬼殺隊の給料ですら苦しいと思ってしまう…(政府非公認ですが)

無「ねえ、前から思ってたんだけどなんで僕のこと君付けで呼ぶの？」

「んー、一応年下だけどずば抜けた実力と才能は私にとって尊敬の対象なんだよ。だからと言ってさん付けとか様付けすると怒るでしょ？笑」

無「…まあ確かに、さん付けとかされるよりはましかなー」

「ほらー！だから最初から私に逆らわなきゃ良かったのにー笑」

無「いやでもAが僕のこと呼び捨てで呼べば良い話でしょ笑」

なんてテンポ良く会話をしている様だけど、実は今お店の戸越しに話してます笑
なんか無一郎君が買いたいものあるって、

「無一郎くーん、もうちょいかかりそう？」

無「ごめん、お待たせ。はい」

綺麗に包装されている何かを私に渡す

「ん？お世話になってる隠しのひとのじゃないの？」

無「ううん、Aにあげる。…でも普通気付くでしょ笑欲しいって言ってた直後に買いに行ったんだから」

「確かに笑でもこれめっちゃ高くない？！」

無「気にしないで値段は」

「気にしちゃうよ笑でもありがとう！！これすごい可愛い！めっちゃ嬉しい！！」

無「なら良かった笑」

…ちょっとめっちゃ申し訳ない…
柱の給料って私の5倍位あるって聞いてたんだけど、、それにしてもー、！って感じ
自分より年下の子に買ってもらうだなんて…

漆→←伍

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す