我妻くんとの青春【鬼滅の刃】

参漆 ページ38

炭「じゃ、あ、俺は風呂に入ってくるから！」


逃げる様に去る炭治郎。

流石に部屋は分かれてるみたいで良かった、


切り揃えられたばかりの髪を見つめる

「善逸びっくりしてくれるかなぁ、」



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____今日は久しぶりにゆっくり出来た気がする。

お風呂にもしっかり入れたし、心配事もなくしっかり寝れそ…いや心配事はある。

むしろ心配事しかない。


あーあーあーあーあーあ、ぁああぁあぁ

もー本当に、あーもう。


今から寝ようってのにぃぃ

思い出しちゃったじゃん！！！！


炭「A…？大丈夫か？」

隣の部屋にいるはずの炭治郎が何故か視界に入る

「んん？！炭治郎？なにが？」

半ボケなのか分からないが、寝そうな所を起こしてしまった気がする……

炭「いや…Aの方からすごい匂いがしたから」


まだ寝ぼけているのか呂律がちゃんと回っていない

「ううん、別に何ともないよ！」


炭「そうか、そうか、不安なのか」

と言って部屋に入ってくる


絶対、絶対に寝ぼけてるよね？！


私の布団に近づきお腹をぽんぽんして寝かしつけようとする炭治郎

これぞ長男力。


…てそうじゃなくて、このままだと起きた時炭治郎が罪悪感に押しつぶされる事になる

から早くどかさなきゃ！！


腕を押し返そうとしても今日の任務での負傷部分が痛んで力が入んない


禰豆子ちゃん！！！来て！！！

と心の中で叫んでも気づくわけがなく、実は若干諦めかけていた。



というのも数日前に善逸と女の子が歩いていたのを、ふと思い出してしまったからだ。


その時は気にしない様にしてたけど改めて思い出すと苛々する、


もういいし、寝てやる

別にそんなんじゃないから良いよね


だって私ももう眠いし…







炭治郎、ごめ、ん



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ごめんなさい、急に炭治郎も欲しくなってしもーて、

もしかしたらもしかしたらもしかしちゃうかもです

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