拾玖 ページ20
ん??待って待ってどゆこと
1番意味わかんない、てゆうか想像してない内容で激しく動揺する。
「えとー、…だいぶ前段階の説明はしょってない?」
善「でも俺の1番伝えたいことはこれだから!!」
ものすごいスピードで返事が返ってくる
え、善逸が私のことを好き?1番?
えーと、え?
え?
「ご、ごめん。全然把握できてないんだけど…」
わかりやすく慌ててしまう
善「ふふ笑ゆっくりでいいよ」
「…ッごめん、、」
善逸が愛しいものを見るような目でこっちを見てくるもんだから、余計顔に熱が集中する
善「Aが戸惑う理由も分かるよ、…今までの俺すげえクソだったもんね笑」
確かに善逸関連で辛い思いをするのは多かった、
けど、善逸のことをクソだと思った事は一度もない。
「クソじゃないよ、善逸は。」
善「そっか…ありがとう、」
(少しずつだけど、Aの音が聞こえるようになってきた…)
善「俺、今思えば出会った時からずっと好きだったんだ、Aのこと。でも、真剣に誰かを想ったのとか初めてだったから分かんなくて…」
一点を見つめながら話す善逸
少しずつ、善逸が私のことを好きだと言うことの意味を自覚し出した。
善「だから、正直緊張しちゃってAの前で叫ぶことすら出来なかったんだよね笑」
「…そっかあ、笑」
そっか、善逸って私の事好きだったんだ、
善「うん、…え?!なんで泣いてんの?!??」
「え?」
あれ、なんでだろう涙が止まらない。
安心からか、今まで溜め込んでいた感情が涙と共にとめどなく溢れてきた
そして、それを善逸が察するのにたいして時間はいらなかった
善「、、ごめん、ごめんね、我慢させてたよね、」
「ううん、私今すっごい幸せだよ、善逸のおかげで」
善「…ありがとうッ、」
「なんで善逸も泣くの笑」
善「だって、!だってAの音が久しぶりに聴けて、、しかもめっちゃ幸せそうなんだもん!!」
「ふふ笑ありがとう笑」
長年の誤解と絡まりが解れた2人の間に、幸せな沈黙が流れた。
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おつかれ様です作者様! - 炭カナ・・・伊アオ・・尊。 (2021年5月23日 18時) (レス) id: 3429c88509 (このIDを非表示/違反報告)
もももももももも(プロフ) - ぴたんこぴったんこさん» ありがとうございます!!本当に励みになります! (2021年1月28日 15時) (レス) id: 4d4208f60d (このIDを非表示/違反報告)
ぴたんこぴったんこ(プロフ) - おつかれさまでした!とても良い作品に出会えて幸せでした〜! (2021年1月27日 12時) (レス) id: 2d0317f02b (このIDを非表示/違反報告)
もももももももも(プロフ) - しがれっとさん» 返信遅くなって本当にごめんなさい!!めちゃくちゃ嬉しすぎて昇天しております、ありがとうございます! (2020年12月30日 23時) (レス) id: 4d4208f60d (このIDを非表示/違反報告)
しがれっと(プロフ) - この作品めちゃくちゃ大好きです…!更新楽しみにしてます! (2020年12月19日 2時) (レス) id: 1f8c33c3c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みな | 作成日時:2020年11月12日 22時