我妻くんとの青春【鬼滅の刃】

拾弐 ページ13

________翌日


身支度をして朝食に向かうと、もうみんな揃っていた


伊之助は今日もアオイちゃんに怒られている
いつも通りで安心する


炭「Aー！おはよう！」


「炭治郎！おはよー」


私は善逸の顔が見れなかった
また話すのも怖かった


だから炭治郎の前に座った

善逸とはななめになっちゃうけど、



炭「A、その髪飾りどうしたんだ？」


「あー、これ可愛いでしょ！買って貰ったんだ〜！」


なるべくいつも通りに接せていると思う
感情を殺すのにはだいぶ慣れた。



炭「その髪飾りから時透君の匂いがするのはそういうことか！」


善逸の表情がピクッと動く


「…あーそう！無一郎君が買ってくれたの！」


炭治郎〜！
無一郎君の話題は出さなくて良かったでしょ今の！


善「俺先練習してくる」


炭「おう！頑張れ善逸！」



ん？待って昨日と同じくらい不機嫌じゃない？


禰豆子ちゃんとの時間邪魔されたのそんなに根にもってるの…



とにかく、善逸がいなくなった瞬間心の張りが解ける



炭「だ、大丈夫か？なんかすごい色んな匂いがするんだが…」


「あぁ、大丈夫だよ」


炭「そうか〜大丈夫じゃないか〜、良かったら後で俺と離さないか？」


頭を撫でながら優しい声で話しかける

大丈夫だよ、とでも言うように。



炭治郎にはなにもかも見透かされてるんだな、、


泣きそうになるのを堪えて



「お願いしちゃおうかな！」


と答えた。

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