記憶の片隅 16 ページ22
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今のお兄ちゃんの部屋は昔と全く変わっていない、けど昔と違う
そしてあるはずのない謎の存在感を感じる
ここにあるベッドも机も本棚も
昔と全く変わらないはずなのに全く違う
父「美結、ご飯食べに行こう」
２階に上がってきたお父さんいきなり言い出した
普段外食があまり好きではないお父さんなんだけどきっと私の事を思って言ってくれたんだろう
美結「もちろん、昔よく行ってたあのお店まだあるのかな？」
父「あるぞ。あそこに行こう」
車に乗って向かう、昔4人でよく行ってお店
【
昔はここのお店の名前が読めなかったが今になってようやく読めるようになったんだ
中に入るとそこも昔と変わっていなかった
ここのお店で1番美味しいのはハンバーグ。
昔はお兄ちゃんと一緒にハンバーグを良く食べていた
大会で優勝した時、お兄ちゃんが高校受験で合格した時、シーズンオフの時とか……
たくさんの思い出が詰まってるハンバーグのお店
父「改めて、金メダルおめでとう」
美結「ありがとう、お兄ちゃんに観てもらえたかな……？」
父「あぁ、絶対見てたさ。結弦が観てないはずがない……昌磨くんとは仲良くやってるのか？」
美結「うん、昌くんの奥さんにもなれたし…昌くんには支えられっぱなしだよ」
父「なら良かった…あの日から美結と離れ離れの生活になってしまったから変わったんじゃないかと思ったんだが変わらないなぁ」
あの日、お父さんは出張でほかの県に居たから私が昌くんのおうちにしばらく行くという知らせを聞いたのはかなりあとだったらしい
美結「あ、後でさメダル掛けてみなよ！」
父「いやいいよ、俺は見てるだけで十分」
久しぶりの父とのご飯はこんなに楽しいんだと実感した
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自分の部屋に入りベッドにダイブする
美結「やっぱりおかしいよな」
何がおかしいのか、それは分からない
けど、少なからずわかったのは今のお兄ちゃんの部屋に誰か出入りしていることが分かった
本棚にあった左下の本
今年発売したばかりの本なのにここにあるのはおかしい
美結「……何か隠してるのかなぁ」
1番考えたくないことを考えてしまう
とりあえず明日になったら練習を始めよう
練習を始めたらまた何か変わるかもしれない、そう思いベッドの中で瞼を閉じた
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続く (更新停止中)
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フェアラーが跳びます(プロフ) - もう更新しないんですか？更新楽しみに待っています！ (2018年8月26日 10時) (
レス) id: 6b9e80dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！私も調べながらやっていたのですがよく調べたら、過去編の結弦くんの年齢ですともうジュニアの時代だったんですね (^^; 調べ不足でした…ご指摘ありがとうございました (2018年3月16日 9時) (レス) id: d05516d32e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 自分で行く行かないを決められるのは、ジュニアからシニアに上がるときだけです。私もGoogle先生の知識ではありますが･･････。設定とか凄く好きなので更新楽しみにしています。横槍を入れるようなコメント失礼しました。 (2018年3月16日 0時) (レス) id: 4f3a533326 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 突然のコメント失礼します。ノービスとジュニアには年齢制限があるため、自分で行く行かないを選択することは出来ないかと･･････。ノービスBが9,10歳、ノービスAが11,12歳、ジュニアが13〜18歳、シニアが15歳以上という規定があるため、[続きます] (2018年3月16日 0時) (レス) id: 4f3a533326 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです！名前変更は私の関連作品のもそうなんですがすべて決まっている状態になっています。申し訳ございません。応援ありがとうございます (2018年3月14日 23時) (レス) id: d05516d32e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2018年3月12日 8時
