記憶の片隅 7.2 side昌磨 ページ11
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昌磨「あ、僕は宇野昌磨…今回2位だったよ」
すると、女の子は優しく僕の頭を撫で
「大丈夫だよ、次は必ず1位取れるよ」
そう言ってくれた
その時の笑顔がずっと忘れられなかった
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それからの大会というのは、1位がゆづくん、2位が僕というのが固定になりつつあった
だけどそんなある日、ゆづくんが言い出した
結弦「俺ね、来年からジュニアの方に行くことになったんだ」
昌磨「え？」
結弦「昌磨とまたしばらく会えなくなるな」
寂しいと思った
ゆづくんに会えなくなるってことは僕のライバルがいなくなっちゃうって事
それはやだった
でも、今の現状きっとゆづくんは物足りなさがあるんだろう
それも分かる
結弦「昌磨、そんな悲しそうな顔するなよ。俺はジュニアで待ってるから、必ず昌磨も上がって来なよ」
昌磨「ゆづくん……」
結弦「まぁでも、暫くは美結もノービスでやることだし、応援には来るけどね 笑」
昌磨「美結ちゃん、今回も1位だったね」
結弦「美結はある意味天才だから…」
たわいのない話で盛り上がるとまた美結ちゃんが走ってこっちに来る
手には、賞状。首には金メダル
嬉しそうにこっちに向かってくる
美結「お兄ちゃーん！昌くーん！」
息を切らし、僕にメダルを押し付けてくる
美結「っ、はぁ！！昌くんにこれ付けさせてあげる！」
昌磨「え、いやいいよ…」
美結「なんで！？お兄ちゃんと昌くんと私の3人で金メダルつけてる写真撮ろうよ！」
そう言って美結ちゃんは去年のノービス大会で取ったメダルを自分に掛け、今年とったメダルを僕に付けてくれた
少し不思議な気持ちだったけど美結ちゃんが喜んでるからいいか
そして撮った写真は3人の思い出の写真になった
写真も撮り終わり、僕とゆづくんは更衣室で着替えることにした
スケート靴を脱ぎ、ジャージに着替えるとゆづくんがいきなり言い出した
結弦「昌磨」
昌磨「ん…？」
荷物をしまいながら名前を呼ばれる、振り向くと真面目なトーンで言い始めた
結弦「俺に何が起きたらさ、美結の事……よろしく頼むよ」
昌磨「え…？冗談でしょ？」
結弦「ははっ！まぁ何かあった時のことだから！」
この言葉の意味が後ほどわかるなんてこの時思ってもいなかった
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フェアラーが跳びます(プロフ) - もう更新しないんですか？更新楽しみに待っています！ (2018年8月26日 10時) (
レス) id: 6b9e80dfc5 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます！私も調べながらやっていたのですがよく調べたら、過去編の結弦くんの年齢ですともうジュニアの時代だったんですね (^^; 調べ不足でした…ご指摘ありがとうございました (2018年3月16日 9時) (レス) id: d05516d32e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 自分で行く行かないを決められるのは、ジュニアからシニアに上がるときだけです。私もGoogle先生の知識ではありますが･･････。設定とか凄く好きなので更新楽しみにしています。横槍を入れるようなコメント失礼しました。 (2018年3月16日 0時) (レス) id: 4f3a533326 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 突然のコメント失礼します。ノービスとジュニアには年齢制限があるため、自分で行く行かないを選択することは出来ないかと･･････。ノービスBが9,10歳、ノービスAが11,12歳、ジュニアが13〜18歳、シニアが15歳以上という規定があるため、[続きます] (2018年3月16日 0時) (レス) id: 4f3a533326 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです！名前変更は私の関連作品のもそうなんですがすべて決まっている状態になっています。申し訳ございません。応援ありがとうございます (2018年3月14日 23時) (レス) id: d05516d32e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2018年3月12日 8時
