結びの弦 /羽生結弦 (ページ8)

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氷帝の王者 7 ページ8

ゆづの大会練習が終わり、ご飯を食べに行くことになった

麗「…それで昌磨くんも一緒にってこと？」

結弦「うん、それでも大丈夫？」

麗「私は平気！ご飯は大人数で食べた方が美味しいから」

二人でご飯を食べに行く予定だったが、ゆづが昌磨くんに私とご飯食べに行くことになったことを伝えたら「僕も行きたい」と言い出したらしい

二人っきりじゃなくて良かった…なんて気持ちもあったりする

昌磨「遅くなってすみません」

後から来たのはさっきのジャージ姿とは一変したブルー色のシャツに黒のパンツといった私服に着替えていた昌磨くんだった

結弦「さ、行こっか。麗何処行きたい？」

麗「ん～、焼肉？」

昌磨「それ賛成」

結弦「昌磨はほんと、肉ばっかだね」

携帯で近場の焼肉のお店を探しタクシーでそこに向かう
助手席には昌磨くんで後ろ席がゆづと私
さっきの携帯で調べたからか、凄く意識してしまう

外の景色を見ていると、11月の頭なのにもう街はクリスマスの準備に取り掛かっている
今年は、クリスマスは仕事で実家に帰れないだろうからお預けかな…等と外を見ていると考えている

焼肉屋～

昌/結/麗『かんぱ～い！』

私とゆづは成人しているのでお酒を呑み、昌磨くんはウーロン茶を飲んでいた
ちなみに言うとお酒はかなり弱い方で1杯ですぐ酔ってしまいます

なんだかんだでお肉を焼いてある程度食べている時には私は出来上がってます

麗「ん～結弦～昌磨ぁ」

結弦「もしかして麗お酒弱い？」

麗「弱くなぁぁい！！」

隣の席に座っている昌磨くんの膝に寝っ転がる

昌磨「え！麗ちゃん？」

結弦「昌磨、、そこ代わって」

麗「やぁだ！しょーまの膝がいいの！」

この発言が後に地雷となるのであった

Side→結弦

結弦「麗……」

朝早く起きてご飯を作っているからか気がついた時には昌磨の膝でぐっすり寝ていた

昌磨「まぁ、僕は大丈夫だからもう少しご飯食べて帰ろ？」

結弦「そうだね」

昌磨「ゆづくんさ、麗ちゃん好き好きアピール凄いね笑」

結弦「え、わかる？」

昌磨「うん、すっごく。今日の大会練習の時のゆづくん凄かったもん」

確かに、大会練習の時の麗は凄い可愛かったからつい独占欲みたいなのが出ちゃったけど
それは可愛いことをする麗が悪いと思う
後、昌磨も

昌磨「あの時のゆづくんの顔、鬼かと思った笑」

麗「ふふっそれな～」

寝ぼけてる麗がまた可愛いと思った瞬間だった