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第132話 ページ44

貴方side


2日後



ピーンポーン


ガチャ



んーんぐぐ、あぅううー(焦凍くんおはよう)


轟「……飲み込んでから喋れ」




……すまんすまん、昨日私が焼いたパンが意外にも上手くてつい……

昨日はずっとワチャワチャ家で色々作ったからみんなにあげよ




轟「?何持ってきたんだ?」



『……お菓子いっぱい作った』



轟「蕎麦は?」



『焦凍くん、お蕎麦はお菓子じゃないんだよ』




そばボーロならあるんだけど京都に行かなくちゃ、ここは東京だぜ…………多分……え?
あれ?東京?静岡?どっちだっけ

まぁいいや気にしない




轟「冗談だ、ひとつ欲しい」


『もちろん…どぞ』



なんかいつの間にか、色んなの作ってた

クッキー、マカロン、フィナンシェ、ガトーショコラ、マーブルショコラパン、その他もろもろ……


いやぁ、スイーツ作るのってすんごいストレスが消えるのね…私チートだから太らないし、誰も食べなかったら私が食うからいいでしょ



という謎の解釈をしてる訳だが…




轟「…………お前やっぱ料理できるんだな」



『……私最強だから』



轟「それは分からない」





……なんでそんな事言うの…お姉さん悲しい
でもズバッと突っ込んでくれたのは嬉しいから許す




轟「これ貰う」



『ん』




轟くんが受け取ったのは水色のマカロン…え、待ってお前色かよ……まぁいいや

なんかお花飛んでるし。何も言えなくなっちゃう




轟「A」



『?』



轟「狐にならねーのか?」



『……今日はならない』



轟「明日はなるか?」




ん?君、もしかして狐になってって遠回し言ってる?





『なって欲しいの?』



轟「おう」



『……素直』



……でも今日は甘えない…ちゃんと自分でやらなくちゃいけないんだけど…




轟「?ならないのか?」



『……このお菓子ちゃんと持っててね』



轟「おう、大事に持っとく」



なんか耳としっぽ見えたから仕方なく私は狐に変身

そんで抱えてもらった、でも轟くんのオーラが可愛い、そうか体育祭終わったからこの子

オーラが変わったのか…クソ親父クソ親父って言ってたのに……



でっくんナイスすぎる





轟「あとA、あまり無理するなよ、何かあったら絶対俺に言え……」



『……』





へぇ、気にしててくれたんだ…さすがはできる男だね
天然な所は尊敬できないけど
人間性は多分尊敬できる。多分だけど

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ゆいまる(プロフ) - 一気読みしてしまった、、!更新頑張ってください! (2022年1月26日 16時) (レス) id: 3e0b36f278 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - ホークス優しい!!更新楽しみにしてます。 (2021年10月4日 18時) (レス) @page48 id: f649cf9af2 (このIDを非表示/違反報告)
すこまる - 最高ですこれからも頑張ってくださいね! (2021年6月13日 1時) (レス) id: 99c131ba31 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - 面白くて一気読みしちゃいました。これからも更新頑張ってください! (2021年2月28日 2時) (レス) id: 7bd6f37d2f (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100%(プロフ) - いや、まじ好きだから続き(`・ロ・´)ハヨ!めっちゃ待ってます!!! (2021年2月24日 19時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2020年10月12日 21時

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