ファンサ ページ30
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『……あしたはきっと、いい、日、に。……なるの……なってください……ああ』
恵「どうしたんですか?机に伏せて……」
『お仕事いっぱいです…今週毎日2時間だけの睡眠は少しきついです…』
寝る時間が欲しい……と珍しく泣きじゃくるAに恵は釘崎が呼びに来るまで寝てていいですよと優しく声をかけた
その恵の言葉に安心したのかすぐに安眠、恵は近くにあったブランケットをAにかけスマホを開き釘崎にメール
恵「はぁ…釘崎もそうだけどAさんも大変だな」
いくら化粧があるとはいえ、クマが酷いことをよく知っている恵は心配でしかなかった様子
しかし、今の時期は皆忙しい時期なので、恵にも仕事のスケジュールは詰まっている
今は休憩だが、まだ今日の仕事があるみたいだ
そんな時
コンコン
恵「?……どぞ」
ノック音がするから、首を傾げながらも恵はドアの向こうの人に声をかける
その声を聞いた持ち主は「失礼します」と言いながら扉を開けた
恵「!?……乙骨先輩?」
乙骨「わぁ!伏黒くん久しぶり!…」
恵「帰ってきてたんですか」
乙骨「うん、つい最近ね…元気にしてる?」
どうやら、海外で活躍していた「乙骨憂太」は、恵が尊敬する先輩の1人、久しぶりに会えたのか少し嬉しそうに微笑んでいる
恵「はい、だいぶ……あと少しだけ静かにしていただけると」
乙骨「あ、ほんとだ誰か寝てる…仮眠室に行かなくて良かったの?」
恵「また1時間後ぐらいに仕事あるらしいので」
乙骨「あーー……そーゆう事か、というかあの子って」
恵「……ああ、星ノ宮Aさんです」
乙骨「やっぱり〜!彼女綺麗だよね」
恵「……ま、まぁそうですね」
恵はサラリとAを褒め称える乙骨に、目をぱちくりさせたが、しどろもどろになりながらも返答した
┈┈┈┈┈
乙骨憂太
海外で活躍していたハリウッド俳優
現在里香ちゃんとはパートナーで、乙骨だけ日本に一時帰国してきた
歳はAの1つ上
五条の遠い親戚で五条とは顔見知りだが、何故か夏油とは仲が悪い(?)
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あみてぃー*(プロフ) - 作者様まじで天才ですよね・・・(スミマセンこれからも応援しています!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの | 作成日時:2021年4月1日 8時