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私が知ってる彼氏の4回目である浮気を目撃して数週間が経過した…
あれから私は彼氏と連絡も取ってないし会ってもない…
LINEで別れを告げようとしたけど、彼も彼で忙しいみたいだし、返信するのがすれ違いそうだ……
まぁとりあえず彼がいない間に、私の私物を実家に持っていこう…
家はその間に探しておかなきゃ
なので会社帰り、数週間ぶりの自宅に帰ってきた…鍵もかかってるし、彼もいない
今がチャンスかと思い、合鍵を使う
ガチャりと開ければ、嫌でもわかる……
沢山の香水の匂いやらなんやらと部屋の中で充満していた…それに、私は含まない、女性の私物もいくつかあったけど見てないフリ
こーいう所をもはや、隠そうとしないあたり呆れる
元々物に関心がない私は数少ない私物をまとめ…キャリーバッグに詰め込める
すると部屋の扉がガチャりと開いた
「は!?誰この女!!?」
その先には多分浮気女?かな?
……てかこっちが聞きたい、なにそのはしたないネグリジェは…もしかして彼の趣味?
まぁ今頃どうでもいい、興味もない
もうこの人とは合わないだろうし、適当に何か言っておこうか
『…私のことは忘れてください……』
と、一言……私はその女性を通り過ぎるようにその部屋から出る
そしたら急に女性がクスクスと笑いながら私に言葉でぶつける
「可哀想に……悟くんに捨てられたのね」
悪魔の笑みのような顔だった
でも事実だから私は何も言い返せなかった…そもそも言い返すつもりもないけど
私はその言葉をスルーし、静かにそのマンションから立ち去った
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時