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五条side

そうだった、泣いている場合じゃない

男の癖に泣くところを彼女に慰めてもらっている当たりまじで情けないよね




『さすがに私は今の貴方の浮気を今すぐ受け入れるのは難しいんだよね』




五条「…うん」





だよね…立場が反対だったら僕も無理だもん…


なのに彼女は初め許してくれてたんでしょ?受け入れようとしてくれるだけで……十分



この罪はもう僕の自業自得さ









『だから、1回のチャンスじゃなくて、1度の距離置いてみない?』




五条「え?」





ん?どういうこと?別れるんじゃないの?

いやもちろん別れるなんて嫌だけど、距離置くって何?別れると何が違うの?






『……うーん、恋人未満の関係?』



五条「え、それは……いやだ」






何その、禁.断の恋みたいなやつ……友達よりかは上かもだけど恋人ではないんでしょ?


無理だって死ぬって……







『だからだよ』




五条「……どゆこと?」




『距離置いて、自分を見つめ直そう?私だってダメなところを冷静に考えなきゃいけないことあるし、それは貴方にもあるんじゃないの?』




五条「………つまり、今は自分を反省しろって?」




『まぁそゆこと…悟さんが言う、別れは……一時的に辞めるから』




五条「!?…え?いいの?」



『距離置いてた時に、もし浮気しなかったらの話だけど…』



五条「し、しない、ぜったいしない!」




何回も言うけど愛しているのは君だけだからね、いやこれはまじでだから




『うん、だからその自分を見つめ直せってこと』




五条「…う、実は怒ってる?」



声のトーンちょっと下がった気がするな()




『そりゃ愛していた人から裏切られたら怒るでしょ…ばかなの?』



五条「……か、返す言葉もない」





それでも、別れないと言ってくれるあたり、やっぱり優しいよ……優しすぎるんだってば


でもこれでわかった、僕は彼女に甘えてたんだよ、舐めてたと言ってもおかしくないぐらいね



だから平気でほかの女と関係を持つようなことをしてしまっていた


冷静に考えれば、彼女にお誘いとか構ってもらおうとお願いするのも恋人だからおかしくないじゃん

あーほんと僕って馬鹿だなぁ


それに前に約束した言葉も完全に忘れてたし、でもAは覚えてるというね、もはや


僕のことどんだけ好きなのさ…ってぐらいだし







『じゃあ…期限は1ヶ月、いいね?』




五条「会うのはダメなんだよね?じゃあ連絡は?」

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 浮気   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時

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