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『……』
………急に泣き始め、何度も謝罪する悟さんに思わず困惑するも…
泣いた理由がなんとなくわかった私は、彼の隣に座り、背中を優しくさすった…
五条「ほんとごめん…クズでごめん、ごめんなさい」
『うん、もうとりあえずゆっくり深呼吸しよ』
恐らく、やっと今罪悪感?とか沢山の感情が迫ってきたんだろうな。
悟さんが自分のこと性格悪いとか言ってたけど、そんなの知ってるよ?それでも貴方らしくて私はそれでも良いと思った
実際悟さんと一緒に居て楽しかったし、貴方に愛されるのも嬉しかったから
私だって昔彼氏に、愛がないとか言われてさ、不器用ながらも不安にさせないように尽くしてきたけど、
結局最終的には、飽きられて浮気されるし、次は気をつけようと決めても
仕事でなかなか今の悟さんのように構うことができなかったから捨てられたことがある
だけど、初めて今までの彼氏よりも大切に扱ってくれる悟さんと出会って
今度は不安にさせないようにと愛されているのなら、私だって愛を全力を尽くしてきたよ
そして、不器用な私だって嫌われたくないからダメなのに浮気も許していた
とにかく私も悟さんもお互い嫌われるのが何よりも怖かったんだろうな
五条「……クズでごめんね」
『……いや私もクズだし……』
結構割と表でも裏でも私はあなたの悪口をグチグチ言ったもん、…現に硝子ちゃんを巻き込んだし()
その他私情含めたら
私だってクズっちゃクズだよ……
五条「え?君がクズ?なんで?こんなクズの俺を受け止めてくれたじゃん」
『うん、愛していたからね、それにクズは関係ないでしょ?愛に性格は必要かな?』
五条「……必要だけど、クズは関係ない?」
『……うーんまぁそうだね、私も純粋にあなたを心から愛していただけだし』
その純粋な愛を僕は裏切ったのか……とめちゃくちゃ反省している悟さん……
五条「そりゃ別れたくなるのも当然か」
『だから……その話で私はここに来たんだよ』
五条「……その話?」
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時