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いや、待てよ?恵くんにちゃんと言えばわかってくれるだろうか?
言わないよりマシかと思った私はとりあえず伝えることを選ぶ
伏黒«…1ヶ月距離……え、その関係……»
『んー?』
伏黒«なんか、その…相手わかった気がします»
『え、マジで?誰か当ててみて』
わかったの??え…あの人男にもモテるとか?すげぇな……容姿だけは認めるようん
伏黒«……五条せんせ……五条さん»
『…………わぁお、世の中って広いね』
ん?待てよ?、今五条先生って言いかけてなかった?ていうことは、恵くんが通ってる高校……
悟さんがいるところ?え?教師って聞いたからそうだよね?嘘でしょ????
偶然ってすごい……というか怖い()
伏黒«なんかその、学校でいじけてました»
『ん〜笑笑…何となく想像つく〜…ちなみに担任だったりする?』
硝子ちゃんが言ってた通りだ、いじけてたとか、私がいじけたいんだけどな……うん
もう知らん
伏黒«まぁそうですね…ああ、それでか»
『待って1人で納得しないでよ』
伏黒«……いや何となくAさんが1分だけ時間を取った理由がわかりました»
『いや、すんごいハイスペ……何者??』
硝子ちゃんといい、恵くんといい、最近の若者凄、いや私も若者だけど、体は87歳ぐらいだよ
伏黒«俺は至って普通です、えーと»
『…あー…私が気にしていることは気にしなくていいと?だから会おうと?』
伏黒«話が早くて助かります…五条さんは俺に任せてください、変な誤解はさせませんので»
『いや行動力よ、まぁいいか、ありがとう。後で休み取れる日教えるわ』
伏黒«分かりました……ではこれで»
そんなかんなで、恵くんとの通話を終えた私は、すぐさま有給取れる日を確認する
いやぁ、あの子昔から大人びいていたけどここまでとは……実際担任?である悟さんよりしっかりしてそうに思っちゃう…
子供の行動力割と舐めてたわ……
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時