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クズねぇ…まぁ浮気する時点でクズなんだけど、それを許してしまう私もクズなんだよねうん
クズとクズって似合うと思う?
私は似合わないと思う……でもダメとは思わない
変な感じ……
『あ、そうだ、硝子ちゃん、悟さんのことなんだけど…いい?』
家入「なに?五条の悪口?」
『悪口好きかよ……』
ホントぶれないなこの人は……まぁ悟さんのクズっぷりを知っているからだろうね
硝子ちゃんから色々彼の過去聞いちゃったし()
家入「だって〜で、どした?」
『悟さんの一人称……本来は«僕»?«俺»?』
以前に、ホント1回か2回、一人称が«俺»になってた気がする、いつも彼は自分の事«僕»って言うけど
あの時は確かに«俺»って言った
家入「……ん〜本来は«俺»だけど、あいつの親友の影響で«僕»になったはずだ、まぁあいつなりに変わろうとした事なんだろうけど」
『…………そっか、ありがと』
親友の影響…偽った感じはないけど、過去の悟さんの話を聞けばなんとなく察した……
ホント不器用な人……
家入「あいつ、俺って言ったの?笑」
『うん、感情が高ぶってたのかな』
それほど必死だったのだろうね、あんなに私の事好きなくせに……
ってこんな考えをするから私もクズみたいな考えをするんだよ……アホか
家入「必死かよウケる」
『うん、あと、硝子ちゃんまじで悟さんには容赦ないね、すごい毒舌』
家入「だって正真正銘のクズじゃん」
『まぁ間違いないけど』
なんか五条にはズバッと言える……って清々した顔で告げる硝子ちゃん…
なんというか、硝子ちゃんは姐さんみたいな?サバサバしているというかなんというか……
ほんと、硝子ちゃんは私的に超話しやすいお友達だ…気を遣うこともないし、変にストレスもたまらない
でも、なんかその、悟さんと私で挟まれてる状態を巻き込んでごめんね()
家入「で、その五条からの連絡は?」
『ないよ……我慢してるのかな』
家入「それはそれで面白そう……でもあいつ職場で絶対私に言ってくるやつじゃん」
いやほんと、ごめんなさい…巻き込んで…(2回目)
確か同じ高校で2人とも働いているんだっけ?うわぁこれちょっと申し訳ないな…
『ごめんよ、今度高いお酒プレゼントするわ』
家入「マジで?仕事頑張ろ」
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時