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『また……か』
悲しいけど…これを見るのは初めてじゃない、私の知る限りは4回目だ……
私が見てない数も含めるともっとあるだろう
しかも毎回違う女性という……
確かに彼は周には比べ物にならないほど綺麗な容姿をしていると思う……
けどだからって浮気というものは、していい事じゃないよ
やられた側……どんだけ屈辱的だと思う?分からないよね…だから浮気をするのだろう
私も忙しくて、なかなか彼に構ってないし同じ家に住んでいるのにあまり会えてないから、1度や2度の浮気は許していた
私にも責任があると思っていたから…
でももう我慢できない…
完全に彼への想いが覚めてしまった…
…まるで砂時計のようにサラサラと感情が消えていくのは自分でもわかる
『……今日はビジホ……行くか』
さすがに今の私には浮気現場を突撃するほど体力はない、精神も使うし、もう何もかもが嫌だった
とぼとぼと重たい足で歩きながら、私はスマホで近くのビジホを探す
無事にビジホまで着いて手続きをしたら
部屋に入るとすぐさまお風呂に入り、髪の毛も乾かさないままベットに重い体をのせた
『あの日彼から貰った言葉は……嘘なのかな』
私は、色々精神的なダメージを受けたのもあり、息を殺すように泣いた
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時