2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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『……え』




やっと目的地まで着いて、荷物を移動させたら教室に戻ったら極度に大惨事になっていたんやけど

一体これは何があったんや




｢あ、一ノ瀬帰ってきたか、おつかれさん｣



『……これ……何事』



｢お、喋った……ってそれは置いといて｣



｢さっき宮先輩…？双子がここに来て一ノ瀬を探してたらしいんやけど、こいつらが宮先輩達に興奮して駆けつけようとしたらこの有様や｣





要するに…私を探しに来た双子達へ目をつけてしまい、駆けつけようとしたら、準備物が壊れたと…

まぁ初めてまだ数日やしな、1からやるのもまぁ簡単やないけど難しいもんとちゃうやろ







『……怪我はないか』



｢へ！？……あ、え、うん、私は平気や……｣



｢えと、私は……足を……その｣



『……木を扱ったんやからそりゃそうなるわ、保健室行くで、話はそれからや』






箱型になっていた木をバキッと踏んだんやろうな。

血も出とるし、傷口もやや広い…綺麗な足が台無しやんけ、それよりもあの双子私になんの用事があったんやろうか……？

後で連絡して聞いてみようと思い携帯をポケットに入れ、怪我をした女子を抱えた






｢い、いいち、のせ！？｣



『痛いか』



｢へ、平気やで｣



『ならええわ』






おんぶとかしたら足に負担かけるやろうし、横に抱える方が1番合理的やろ

ちょっと恥ずかしい思いさせたかもやけど、怪我したんやからシャーないよなと思い

急いで保健室に向かった






また往復やんけ……(白目)






｢一ノ瀬の行動力やっぱイケメンなんよなぁ｣



｢ホンマに全部ええとこ持っていきよって…｣



｢てかなんなんあの冷静さ｣



｢俺もワンチャンできる気がするんやけどな？？？｣



｢やめとけ…笑われんで｣



｢それは勘弁や｣



｢お姫様抱っこ……ええなぁ｣



｢お前デブやから無理やろ｣



｢は！？｣



｢いやお前らはまず謝罪やろ｣



｢そ、そ、それはゴメンやて｣



｢ごめん｣



｢まさか宮先輩達が来るとは思わんかったやん｣



｢せやけどお前ら目的やないんやから落ち着け｣



｢……せやな…｣



｢んでこれどうするん｣



｢とりあえず使えないものは片付けた方がええんとちゃうかな。またけが人出そうやし｣



｢そーいう事ならお前ら片付けや｣



｢い、言われんでもそうするわ！｣

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