2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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翌日



『……はぁ』




あれから私は無事に治先輩とお付き合いすることが出来たのだが。正直めっちゃ嬉しい

治先輩のことがすきになり始めてから、ずっとニマニマしとると思う


さっき自分の顔鏡で見たら気持ち悪かったし…なんなんこいつと思ったけど。しゃーない






『………乙女か……私』





とりあえずベッドに寝転んで顔は枕に向かって埋め込み、ゴロゴロするけど全然落ち着かん

よりによって今日は部活も学校も休みやし、治先輩とは会われへん

一応……連絡だけはするけど、返信こーへんからそれを待つのにうずうずする




……完全に以前の私とは全然ちゃうことしとる






｢A〜、おじいちゃんや、邪魔するで｣




『邪魔するなら帰って』




｢ほな失礼……ってちゃうわボケ、開けなさい｣





……なんやねん……今貴重な時間やねんぞ





｢とりあえず話聞け｣




『なんや』




｢おじいちゃん三学期から暫く家も学校にも開けるから、お前のお願い聞かれへんねん｣





…………いや現に、私のおねがいほぼガン無視してるん誰やと思う？





｢ｺﾞﾎﾝｯ…男装のことはまだ続けて欲しいんやけど、学校でまた何かあった時すぐに対処は出来ひんねん。やから、それを伝えとこうとおもて｣



『なんかそんなこと言われたら明らかにこの後なんかあるようにしか見えへんねんけど』



｢せや…三学期から帰るんがいつになるか分からんねんけど、3年になっても戻られへん場合もあるねん｣



『なぁ、ちょっと待ってや……それ、おじいちゃんの助けなしで3年生やれとは言わんよな？』




｢それや｣







うぬんっ………おじいちゃんの人でなし






｢お前の両親もまだ帰れる気がせーへんからな。ぶっちゃけ男装は卒業までして欲しかったんやけど

その前にお前進路…どーするか決まってるか｣




『私まだ1年やで？』




｢はよ決まったら…まぁ男装の件考えんこともないで｣






うーん、嬉しい件やと思うんやけど、ぶっちゃけいきなり女の子でしたーなんて言えんねんけど。

なんならそっちの方が目立ちそうやな。今まで女の子に気持ち悪いとか言われたら


クソどうでもいいやつからの言葉でも、結構心えぐられるて…侑先輩並のメンタル持ってませんよ私







『…るし…！ちゃんとやるし…男装やるし！！』




｢ハハッさすがワシの孫や！！｣




『まぁどっかいっても金は貰ったるからな！』




｢お前はもうちょい遠慮というものをせい｣

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