2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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放課後




｢A〜！飯あるー？｣



『……っ…………あ……はい』



｢？｣






予めたまに作ってあるおにぎりを要求する治先輩。あかんわ、もう呼ばれるだけで変になりそう

やけど当の本人はめっちゃペカペカの笑顔やで

正直今の私にはえらいダメージを受けた感覚になるわ





｢どないしたん｣




『……』ﾌﾙﾌﾙ




｢……なぁなんで目合わせてくれへんの？｣




『……ご、ごめんなさい』




｢……謝って欲しいわけやないねん……どしたん？｣







純粋そうな瞳を私に向けては、私の目線に合わせようと屈む治先輩。






｢あ、サムが後輩いじめとる｣




｢珍しいね仲良いのに｣




『……っ』




｢ちょ、いじめてへんわ！！なぁ、A…俺なんかしたん？嫌なことしたか？｣





『…………えと……その……ご、ごめんなさい』





いても立ってもいられなくなった私は部室を飛び出してしまった






-






-









-








-




『……はぁ……はぁ……』







対して体力もあるわけやないのに全力疾走で走り込む私はほんまアホやと思う

でもあの場にずっとおったら変に泣き出しそうになって、辛くてシャーなかった


私どんだけ、治先輩のこと好きやねんって呆れる。確かに好きやけど。分からへんねん




あんな調子こいて、私の事好き……とかからかってたらそうなるわ。自業自得なんは分かっとるけど。

先輩にあんな顔させたいわけやなかったのに







『……ほんま馬鹿やな』







自分の行動でこんなことになっては、勝手に悲しくなって、それに耐えれんくなって涙は出てくるし

苦しい…楽になりたい……なんて、泣きながらそう思うことしか出来ひんかった









｢A！！！！｣







『っぇ？』









治先輩…？なんでここに…いや追いつかれた？確かに治先輩より早く走れるなんてあらへんけど

そんな追いつくもんなんか？



ていうかなんで追いかけてきたん？



抜け出した言うても今部活中やん



何やっとるんですか



また北先輩に怒られますよ



馬鹿なんですか？









｢…やっぱ泣いとった…ごめんな…ほんまごめん｣





治先輩はその瞬間、大まかに私を抱きしめた









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これサブ垢の作品です⤵︎ ︎

見習い巫女さんと狐さん【稲荷崎】


以前投稿したのですが続きができたので良ければ見てくださいな

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