2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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｢今日で合宿終わりやな〜！！｣


｢あっという間やな〜｣





夕方になると宮城組とウチは帰らなければ間に合わんらしい……まぁうちの部員たちほとんどが合宿に満足しとるし、試合に向けて頑張れたらええなと思いながら帰る準備をする




｢じゃあなー！！日向あああ！！｣


｢木兎さんまたー！！！！｣


｢チビちゃんまたね〜｣


｢と、とさかヘッドも！！！｣




…………おん、烏野と梟谷と音駒は相変わらずやな
ずっと元気や




｢A……くーん！！｣




『？』




｢良かった……今いい？｣




『おん』





なんや最後の最後に愛咲ちゃん…

変に懐かれとるんは知っとるけど嫌な予感しかせーへんな、しかも私の背後から黒いオーラの気配もする


怖いわ







｢す、好きです、私と付き合ってください｣





｢｢｢｢｢(まさかの告白)｣｣｣｣｣





…………まぁ結局私の正体…

愛咲ちゃんには言うとらんかったな…でも私はお付き合いに関して男も女もそれには別に拘っとらんけど





『ごめん』



｢………え、あ、ううん！！大丈夫！聞いてくれてありがとう！言えてスッキリした！｣



『でも』



｢？｣




この子のことや…もっとええ人が意外と近くにおるかもやで…とはいわず代わりに愛咲ちゃんの頭を撫でる






『気持ちは嬉しかったで…大丈夫、あんたかわええんやからもっとええ人おるよ、美子ちゃん』




｢へあっ！？｣




『……ほな、戻るわ』





向こうでも頑張り……と愛咲ちゃんに告げて私は自分のバスへ向かった









｢ちょっと待ってなにあのイケメン｣



｢最後にハート持っていかれたんだけど。｣



｢あれ絶対初恋奪っていくタイプだ｣



｢まじそれな｣



｢もーー！！一ノ瀬くんはずるいなぁ｣



｢あの子…素でやってる？大丈夫？｣



｢稲荷崎め…方言であれはずるいよ！！｣



｢愛咲…大丈夫か？｣



｢み、みこちゃんって…言われた…ちゃんと知っててくれてたのが嬉しくて…｣



｢やるなぁ…狐め｣



｢なぁ日向｣



｢どした？｣



｢一ノ瀬って男だよな？｣



｢いや、影山クーン？いくら可愛い見た目だからと言ってそれはダメだろ！｣



｢だってよ…胸あんじゃねーの？あれ｣



｢ハッ…もしかして胸筋！？｣



｢うわ！やっぱ鍛えてんのかよ！｣






┈┈┈┈┈┈┈



｢Aのあほ｣



『？？』



｢餌振りまくんはあかんよ？お仕置きや｣



『…!?……ちょ、噛まないでください』

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